昨日の日曜日の夕方、
確かめたい事があって岡崎にやって来ていた。
京都は緊急事態宣言出ているので、
日曜日でも閑散としていると思っていたが、
私の予想をはるかに上回る人出だった。
子供連れの親子も多い。
京都市京セラ美術館のスタッフが拡声マイクで、
ドラえもん展○○最終日○○○○と叫んでいた。
美術館でドラえもん??
何でも起こる時代、これもありかと思うが、
最近美術館の入館料が高くなる傾向にある。
因みにこの企画は一般2000円、
糊口を凌ぐモノにとっては非常にキビシ~イ( ´艸`)。
平安神宮前では多くのキッチンカーなるものが、
お祭りの様に賑わいを見せていた。
いつもの事だが私の話は目的地に着くのは時間がかかる。
美術館裏の七代目小川治兵衛作庭の日本庭園。
昨年リニューアルオープンした時は、
この池にはガラスの茶室なるもの造られていたが、
今は無く、池の畔のベンチでは上品そうなご婦人が、
おにぎりかサンドウィッチを頬ばっていた。
ようやくたどり着いたのは、
動物園南東側にあたる白川と琵琶湖疏水の合流地点。
真っ先に目に付いたのがアオサギの変な姿?
こんなカッコ見た事無い!
求愛のポーズ?
お相手のメスのアオサギを探してみるが。。。
カモの親子が三羽?
急下降してきた川鵜、お相手?
岡崎が野生の王国のようになる( ´艸`)。
誰だ!堤防の上で釣竿を垂らす輩!
釣り禁止区域でなかったのか?何でもありか?
のんびり釣りが楽しめて羨ましいが、
あの地点では通りから丸見えで、
ヘタな動作が出来ないので、
釣りも中途半端に終えた私には無理だろう。
雲の流れと噴水が共鳴しあう。
ここへ来た目的を忘れそうになった。
先日来の大雨による白川から流れ出した砂が堆積し問題になっている。
実はこの砂は「白川砂」と呼ばれ、
日本庭園の枯山水で使われていた貴重な砂だったが、
近年保護する目的で採集は法律で禁じられているので、
琵琶湖疏水を管理する京都市上下水道局は、
「許可が受けられないため有効活用は出来ない」として
週明けから砂の撤去作業を行い廃棄する事になっている。
色んな事が起こる時代。
こんな時は政治家も行政も柔軟に
特別対処的に法律を動かさないと、
これからの時代乗り切れなくなりそう。
今回の件はモッタイナイ気がして!
貴重な「白川砂」を欲しがる庭園業者いてるはず!
先ほどのカモの親子も、
川鵜も、アオサギも定位置でテリトリーを守っていた。
すでに夕暮れは秋の空である。
来た時から一時間近くなるが、
まだまだ人々は帰る気配が無かった。