今日の京都の日中予報は38℃。
午前中に野暮用は済ませたが、家に籠っていた。
数日前、京都御苑に朝の散歩に出かけた。

然したる目的は無いが、
この時期、京都の街路樹の百日紅がどことも開花しているので、
御苑の多くの百日紅も見頃を迎えていると思い。



出水の糸桜前。












糸桜が紅の花を付けているように見えるが、横の百日紅だ。







目の前の、

 

 

出水の小川に目をやると、黄色い花?








花では無い、黄緑の葉が光に輝いているだけだった。



その上流では親子の姿。












下流に入ると、そこにも親子連れ。








先ほどの糸桜と百日紅を少し下がって見ると、



大きな糸桜に引けを取らい程、高い百日紅だった。







御苑の至る所に昔から百日紅は植わっているが、
こちらの5本の百日紅は比較的若い。



ところがこの5本の百日紅に花が咲いているのを
今まで一度も見た事無い?







つるつるの樹皮は猿もすべると言われ、
名付けられたサルスベリ。



ところが蟻は忙しく動き回り、
セミの抜け殻もカメムシ停まり、
サルは滑り、紅い花も滑り落ちたのか?

釣ヶ崎海岸で発見された東京五輪をモチーフにした絵が、
本当にバンクシーの作品なのかを話題になっていた。

ガスマスクをした天使が運び出した赤いギザギザに輪。
紅い色の意味、コロナウイルスの様な棘。
東京五輪が開催されている千葉県のサーフィン会場「釣ヶ崎海岸」。
余りにも風刺が効き過ぎの落書きに読み取れる未来予測?


紅い花 思いとどまる 空蝉 欠けた五輪に 天使が一輪


九條池にも足を延ばす、こちらでも親子連れ。



但し、九條池の橋は修復工事中で渡る事は出来ず、







更に拾翠亭も残念だが、全面的に修復工事中。



こちらの百日紅は三ヶ所で見応えたっぷりに咲いていた。







ここで帰っても良かったのだが、

 


閑院宮邸跡の前の広々とした枝振りの百日紅。











となれば、ついつい庭園まで足を運ぶ。












木槿のイメージは垂直の茎のイメージだが、
横に広がりを見せる枝振り?











足元の一輪の桔梗を発見!












この木槿はかなりの樹齢なのか、
すでに幹と枝振り構成になっている。











閑院宮邸跡の前の百日紅は横の広がりが目に付いたが、
遠い目に見ると結構な高さだ!







閑院宮邸に入る事は無かったが、
玄関先の三つの蓮鉢の内、

 


この一輪だけが美しく咲き誇っていた。