すでに京都は6月上旬に真夏日の日が続いている。
と云うより、北海道がこの時点で真夏日を迎えるとは、
どの気象予報士が予測できたであろう!
予測不能の事態が続いている。

最近三条会商店街の西友に買い物によく行く。
それまでは生協、ライフ、サンディで事を済ませていたが、
西友のプライベートブランド「みなさまのお墨付き」をキッカケに、
レトルトカレー以外でも優れた商品があるの知り。

ところが数日前入り口の老人がしゃがみ込み、
女性店員が何かを問いかけていた。80歳は確実に過ぎている!
この暑さなので熱中症かな~と思いつつ、
買い物を済ませて先ほど入り口、
老人のリュックの中には万引きしたと思われる商品が山盛り。
万引きを取り押さえる光景は初めてだが、
足元もおぼつかない老人は店員の問いかけに、
悪びれた様子も無く、外れかけた腰のコルセットを直していた。
ほんの出来心か常習犯かは分からなかったが、
80歳以上で国民年金だけの受給者だったら、
日本の都会で生活するのはホントに厳しいのが現実。


嫌な出来事は往々にして連鎖する!
その翌日の京都新聞のネットニュースで、
何度か桜の名所の穴場として紹介している、
七本松通仁和寺街道上ルの立本寺に安置されていた
仏像「月天子」が無くなっているのを参拝者が見つけた。
数百年前から同寺に安置され、上京署が窃盗事件として捜査している。


京都新聞デジタル版より


 

 

 

東京オリンピックも暗雲が立ち込めているが、
少しでも京都の爽やかな風を送る為に、細やかな紫陽花だより。

初っ端から紅葉?



この楓は最近植えられた若木のようで、
まだ添え木が付けられていた。
この楓は春先に一旦赤くなり、夏にかけて青くなり、
一般のモミジと同様、秋に紅葉する種類。










気が付かなかったが、
中央参道横に真新しい、頑丈そうなテーブルとベンチが造られていた。







人間なんて見ているようで見ていない?
この藤棚もあるのは知っていたが、撮影するのは初めて!

 


と云うより、ちゃんと藤の花が咲いている時に
撮らなくては意味が無いか( ´艸`)








いつもの事ながら、前説が長い!

 


ようやく真如堂の紫陽花である。













こちらの面はほぼ見頃である!













経堂の横は紫とブルー、
裏は白の額アジサイを中心に。。。












真っ赤な額アジサイも良いものだ。












紅白も!












北白川通りに出れる小径には真っ白な紫陽花。













真如堂の池には睡蓮も蓮も生育していないが、
真っ白な真如堂蓮が鉢植えで咲く、其れに引けを取らない白さ!







もう少し紫陽花が多く咲いていても良いと思いつつ、
ふと木の張り紙を見ると、「花盗人も花泥棒」の注意書きの文字。

 


そうか!ここで花を観るだけではなく、
刈り取って自宅に持ち帰る者もいるんだ、それで寂しい!





お寺の花は基本庭師が懇切丁寧に育てている。
前出の老人は兎も角、仏像も人が育てた花も大事な宝物。
この清い空間でそのような迷いは起こるのは時代の刹那、
仕方がない?では無い筈!



どうかどうか、やめて頂きたい!













真如山荘前の真如堂蓮は葉を大きく広げてたが、
真っ白な花の蕾はまだ確認できなかった。











先日の沙羅双樹(夏椿)はまだのようであったが、
菩提樹の小さな花は見頃を迎えていた。
京都の爽やかな風を送るつもりが、説教臭くなってしまった( ´艸`)