北嵯峨野の田植えが終えているみたいなので、
一昨日の夕方、物見遊山的に一巡り。
陽が落ちる前の広沢池は人影も無く、
只々静寂であった。
観音島前の原っぱには、
二週間前に咲いていたクローバは見当たらず、
まっ黄色の花が咲き出していた。
もちろんコスモスではない!
としてもキバナコスモスにしたら早い気もするが、
取りあえずそう云う事にしておこう。
足元には初めてお目に掛るピンクの花?
ほぼ田植えは終えているようだ。
秦氏が嵯峨野一帯を開墾した千年前と変わらない景色?
愛宕山に陽が落ちようとしている。
太陽の反対側はまだこんなにも明るい!
やはり田園風景は日本の原風景!
私の育った兵庫県尼崎は阪神工業地帯の中心だったので、
海岸は工場に占拠され、二十歳まで住んでいた長屋は、
第二次世界大戦焼け跡に碁盤目に整備された住宅地だった。
それ故田んぼには全く馴染みが無いものの、
太古の記憶の郷愁なのか、懐かしく感じてしまう!
田んぼに映る景色もいいものだ!
ドンドン陽が沈む!
雲が只浮かぶ!
餌をむさぼるシラサギ5羽、上空にも2羽飛翔!
サギが好む餌が豊富なのか?
お急ぎの自転車が通り過ぎる。。。
一巡りして原っぱに戻り、
この初めて見る花は何かと思い、家に戻り調べてみると、
トルコキキョウに似たものがあったが、正確な事は極めて不明!
大沢池のベストビューポイントには、
一時間半前には誰もいなかったのに、
ベストショータイム前となり、
十数名のアマチュアカメラマンが待ち構えていた。
もちろん群れるのが極めて苦手な小生なので、
一、二枚だけシャッターを押して、
すたこらサッサ、サッサと家路に着く。