今日はあいにくの雨。と云う事もあり昨日は、
雨で散ってしまうソメイヨシノを求めて近場を徘徊。

上京区に引っ越ししてからよく通る智恵光院通。
五辻の辺りは最近俄かに騒々しい。
ラーメン屋、スーパーのライフ、ドラッグストア、
そして今月イオンが出店してきた。

その五辻上ルの本隆寺は否が応でも知っていたが、
ブログを始めだした頃から東門、本堂が修復工事に入り、
一度も入った事が無かった。



東門から聳え立つソメイヨシノに誘われるまま境内に。
大きなソメイヨシノ、私の知る限り最も高い!?
工事中で残念ではあるが。。。













本隆寺は正式には「慧光無量山本妙興隆寺」、
日蓮宗京都16本山の一つで法華宗真門流の総本山。

桜の名所の雨宝院の南に位置する。














西陣の周辺は享保十五年(1730)、
天明八年(1788)の大火で焼け野原となったが、
本堂と祖師堂は奇跡的に焼失を免れた事から、
「焼けずの寺」の異名を持つ。












祖師堂の手前にある松は「夜泣き止め松」と呼ばれ、
樹皮、又、葉を床の下に敷くと夜泣きが止むと言われている。














この日は檀家の法要が行われているようで、
境内の至る所が車で埋め尽くされ、
少々撮影はしにくかったが。。。。













ソメイヨシノの咲き具合は
枝垂れ桜より気候に左右される傾向にあり、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

この数年は綺麗な状態のソメイヨシノを拝んだ事は無かったが、
地球温暖化の最中ではあるが、本隆寺の桜はこんなにも見事。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



特に経蔵周りのソメイヨシノは格別だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




尚、平成の大改修の工事は2023年の秋頃に終える予定。

その工事が終わったら、改めて伺いたいソメイヨシノだった。