昨日は2011.3.11東日本大震災の発生から10年。
おそらくテレビメディアでは追悼番組が放送されていたと思うが、
テレビを殆ど見ない私はネットニュースなどで、
新しい動きを垣間見るぐらい。
原発事故後の止めなく増大し続ける処理費、見捨てられた被災地、
いまだに原発再稼働進めようとする電力会社と自民党政権。

京都でも福島原発事故の避難者らでつくる
「笑顔つながろう会」と地元住民らが
犠牲者の追悼と復興、平和への願いを込めて
「3・11メモリアルキャンドル」が開かれていた。
この記事は京都新聞デジタル版によるものだが、
その中に気になる記事がもう一つ。

京都で音楽活動をしていたレイ・ハラカミと
米ニューヨークに住むシンガー・ソングライターの矢野顕子が
最後の出会いについての記事。

矢野顕子の一方的なラブコールにより、
ハラカミと2007年に「yanokami」2人組のユニットが組まれ、
京都とニューヨークでインターネット電話などでやりとりしながら
2枚目のアルバムを制作していたさなかに、
2011年3月11日の東日本大震災が起きた。
電子音楽家レイ・ハラカミさんは「被爆2世」だった。
「宿命」を背負う者として被災地に特別な思いを寄せていた。
「震災が起きてから、彼の気持ちがかなり疲弊していく様子が感じられたので、
これは何とかしなくちゃいけないと、京都まで会いに行ったんですよ」

JR京都駅ビル2階の喫茶店で待ち合わせた矢野さんはハラカミさん。
「パフェを食べながら。2~3時間は話し込んだんじゃないかな」
広島県出身のハラカミさんは母が被爆者で、
それでも元気に暮らしていると以前から語っていたという。
「原発事故で多くの人たちが、ほかの地域に引っ越ししなくちゃいけなく
なっているのを一番気に掛けていました。
『被爆2世でもこんなに丈夫で、うまい酒が飲めている。
不安に負けないでほしい』と言っていました」

しかし、セカンドアルバム「遠くは近い」の完成を見ずに
ハラカミさんは震災の年の7月、脳出血で40歳で急逝。
「震災のストレスが彼を追い込んだ」、
そう語る仲間もいるそうだが、何とも切ない、
彼の奏でる電子音楽と同様に純粋で繊細で敏感な結末。。。


緊急事態宣言も解除されて、
京都の町にも徐々に観光客が戻ってきそうな気配。



京福電鉄嵐山駅はカップルを中心に。。。












湯豆腐の西山艸堂の壁周りには
ピンクの馬酔木が今見頃。。。







前回真如堂のサンシュユ(山茱萸)を紹介したが、
天龍寺塔頭の三秀院にも咲いているとの事で訪れた。



本来なら総門横の山門を潜るのだが、
現在修復工事中で表通りから入った。












丁度その山門の脇に植えられているようだった。












真如堂のサンシュユと比べて全体に丸みを帯びていた。













その背後の白い花は?












境内の奥に天龍寺七福神の一つ「大黒天」を祀るお堂があり、
日本三大黒天(ほかに延暦寺、寛永寺)のひとつに数えられている。
東向大黒天とも呼ばれ、大柄で左手に大袋、右手に小槌を持つ。











一般には公開されていないが、
本堂の天井には彫金で施された鳳凰図がある事でも知られてる。







最後の先ほどの背後の白い花が気になったので、
三門の廻り込んで望遠で撮影!

 



ハクモクレンかこぶしかと思ったが、
大きな葉があるので違う!

家に戻り、白い蓮のような花が咲く樹木で調べてみるも、
樒(シキミ)の花しか出てこず不明?

 



レイ・ハラカミさんの電子音楽は一般的には馴染みのない音楽だが、
是非ともこの機会に触れてみて下さい。

 


Sayonara - yanokami

ユニット「yanokami」のジャケットには、
ヘタウマ調の不思議な羊などをモチーフにした
イラストが使われているが、ハラカミさんのモノかと思ったが、
NaoSakamoto(坂本奈緒)さんのイラスト。これもオモシロい!


こちらは細野晴臣さんの「終わりの季節」も収録されている、

 


Rei Harakami - Lust full album (2005)

 

 

 

 

 


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