初詣と云うほどのものではないが、
三条商店街に行くついでに寄った神泉苑。
龍神が住む法成就池に映る法成橋は誠にめでたい。



日本で唯一の恵方社の
令和三年の恵方は巳午(みうま)の間で南南東。












右手の絵馬は丑だったが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


こちらは善女龍王様?












善女龍王社の社殿は
拝殿、中門、拝所、本殿で構成されていて、
普段は入る事は出来ないが、この時期は入れるようだ。












それ故、龍王船をこんなアングルで捉えるのは初めてだ。













船の屋根にはアオサギが勇ましく構えている?









おそらく龍に乗ってコロナ退治に出陣するつもりか?

 



そうならば頼もしい限り!













法成橋を渡り船に近づく!












しだれ柳が風に揺られる!







アオサギは先ほどと打って変わって船に揺られて夢心地。
散々人間の欲と身勝手で地球を劣悪な環境にしておきながら、
鳥と龍にまで期待を寄せるとは、余りにも虫がよすぎる戯言。



天長元年(824)、日本が未曾有の日照りの陥り、
弘法大師空海は神泉苑の池畔にて雨乞いの祈願。
北インドの無熱池の善女龍王を勧請され、
日本国中に雨が降り、国土と多くの民が助けられた伝説。
そんな救世主の出現をついつい願ってしまうコロナ禍、
これも紛れも無い愚かな人間の心情。


こんな状況下でも東京、ニューヨーク株式市場は
ダウ平均を最高値を更新、あのビットコインまで!
これはこの先まだ一波乱、二波乱はありそう。
年始には明るく希望の持てる話題と思っていたが、
コロナ禍で見えてきた現実の世界に目を背ける事は出来ない。
身の回り人々の生活、世界から伝わる悲惨な状況、
今まさに非常事態、戦時下は始まっているような気もする。
SFなどで古典的に言われてきた人間のロボット化は
すでにかなりの次元で成立しつつ、希望が感じられたグローバル社会、
人間性がまだ感じられた旧資本主義社会の崩壊、
新たな超監視体制の共産主義、モラル無き超資本主義の勃興。
どんどん個人の生活は追いつめられる。勿論希望が無い事も無い。
しかし緊張感を持って生活をしなくては取り残される。
確実にモノの価値観の再構築がなされるであろう。
何が大事で何が不必要!どんどん問われる。
新しい生活圏、新しい生活スタイル、交友関係、正しい情報、
正しい政治、有効な知識、教育システムの再考、学問のあり方、

食事、スイーツ、音楽、映画、美術、文学、遊びを考え直す機会。
これに打ち勝たなくては、これからはかなり生きづらい。
そんな緊急事態に陥っているのを多くの人は気づいていない?
特にスマホに依存し過ぎている若い世代は?

 

 


京都市 ブログランキングへ

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 京都風景写真