朝晩がホントに過ごしやすくなり、
ようやく気温を気にせず出かけられそうだ。
7月に木屋町沿いの元立誠小学校跡に、
「立誠ガーデン ヒューリック京都」がオープンしていた。
酷暑とコロナ禍で躊躇していたが、昨日訪問。
1927年に完成した鉄筋コンクリート造校舎。
京都市内に現存する最古の鉄筋コンクリート造校舎は
元・立誠小学校と呼ばれ、1993年閉校後も様々な団体が演劇公演、
音楽公演、展覧会、フリーマーケットなどに活用されていた。
特に映画関係は京都市が日本映画発祥の地と云う事もあり、
積極的にイベントを行っていたようだ。
2013年に教室を利用して「元・立誠小学校 特設シアター」、
翌年には正式に常設施設「立誠シネマ」をオープンしていた。
こちらが正式なファサードの入り口だが、
施設に入るのはこの他にも何箇所も設けられているようだ。
ファサードから出てきた中年女性の数名は、
この木製の古びた京都市立誠小学校の看板を見て、
「昔のまま残っている!」と安堵の一言に全員が相槌。
立誠小学校の卒業生のようである。
全体の構成は宿泊施設「ザ・ゲートホテル京都高瀬川」、
「立誠図書館」、貸ホール「ヒューリックホール京都」、
クラフトショップの「コトイロ」と飲食店3店などetc.
この一角は「立誠図書館」?
この日は休館日のようである。
元校庭には人工芝が敷かれ、
自由に座ることも遊ぶことも出来る。
京都国際マンガミュージアムと同じ利用法!
大坂なおみと同じように、
安全に寝転ぶことも出来ます( ´艸`)
本来先ほどのファサードを入ると、
正面には「ザ・ゲートホテル京都高瀬川」フロントが見え、
くつろげるエントランスロビーが開けているのだが、
どうもこの場所は女性たちに人気の映えスポットのようで、
途絶える様子も無いので、結局仕方なくシャッターを押す。
京都はやはり長きに渡り渡り都であった事や、
教育に関しても国家による学校制度の創設に先立つ、
日本で最初の学区制小学校の番組小学校の創設等、
それは意識の高さは想像を絶するモノがあるが、
それ以上に斬新な学校建築についても驚くべきモノが多い。
当時としては相当の費用を掛けて、
新しい建築様式、斬新な意匠の数々を残している。
それが現在の大学の多さにも繋がっているのだろうか?
京都国際マンガミュージアム、
京都芸術センターはほぼ旧校舎を利用しているが、
こちらは西側にある8階建のホテル等の施設は新築棟、
店舗を構えているファサードが旧校舎を利用している。
コロナ禍の被害に会わなかったら、
もっと大勢の人が押し寄せていたと思われるが、
今ならかなり余裕で見て回れるのでは。。。
人混み苦手な私が言っているので、ほぼ間違い無い( ´艸`)