昨日は今季一番の寒さ?
ではないが、京都は寒かった。
こんな桜にとっては最悪の日に撮影に行ってきた。
それも夜のライトアップ(笑)。

そこは嵯峨野広沢池の畔の平安郷。
春の一般公開は3/30から執り行われていたが、
昨日がライトアップの最終日だったので、
寒さ覚悟に出向いた。

ライトアップ開始は6時30分、6時前に現地に到着。
門扉が閉まっている?



案内を見ると開園は昼と夜間に分かれていて、
2時間ほど入れ替えのインターバルが設けられていた。













仕方がないので辺りを散策する事に…
平安郷に面するソメイヨシノは
殆どと云って開花していなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



広沢池周りのソメイヨシノは一部開花しているようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





ほんの少しだが…











向こう岸の観音島まで足を伸ばそうかとも思ったが、
やはりこの時期は近くの佐野藤右衛門邸の庭園だろう。



見頃前だが、悠然とした枝垂れ桜はお見事!
















祇園しだれ桜のDNAを持つ優美な枝垂れ桜の数々、















枝垂れ桜を皮切りに、
十六夜桜、一葉、十月桜、手毬、白雪、咲耶姫など、
約200種類の桜が4月下旬まで次から次と咲き誇る。















昨年の台風の影響により庭園開放は中止と聞いていたが、
正確な事は不明だが、その様子は無く、
只、かがり火ははやらないようなことを聞いた。










そろそろ開園の6時半。

 



思ったより待ち人は少なく15名ほど。













ライトアップは小川沿いのソメイヨシノと枝垂れ桜。

 



ところがソメイヨシノ方は赤い蕾は確認できるものの、
全く開花している様子もないので、
皆さんこちらの枝垂れ桜に…















実際はもっと淡いピンクだが、
白色LEDライトのせいか、やたら白っぽい!














この場所は世界救世教の教祖である岡田茂吉が、
昔から変わらず悠久の時を刻む嵯峨野広沢池の畔に、
芸術家、宗教家として理想の地を見出し、造営したと伝わる。









この優美な枝垂れ桜も、
おそらく佐野藤右衛門の「植藤」が手掛けた桜なんだろう。

 

 

枝垂れ桜は数本植えられているが、
1本に観える事も、3本にも、
実際は4本植えられている様だった。

 

 

 

 

 

 

 

 





又、眺める角度によって色んな姿を現す!
















因幡の白兎、銀狐、夜叉、もののけ、
坂口安吾の「桜の森の満開の下」のイメージにも…

 

 


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