本日の京都はとうとう40℃の予報が出ていたが、
結局夕方まで外に出る事は無かった。
知らなかったが、
ヨーロッパが日本以上の熱波に見舞われているそうだ。
特にフランスからスペイン、ポルトガルにかけて、
40℃を記録する場所が出ている他、
ポルトガルでは47℃の記録を更新したらしい。
フランスでは日本同様、
ほぼ全域で「高温に対しての警報」が発令され続けている。
どこまで拡大するのか?
どうも未知数の領域に入ったようだ。
こんな状況で思い通り撮影には行けていないが、
8月初めに行ってきた京都御苑の百日紅の様子を…。
京都御苑の百日紅は7月下旬から咲き出すので、
この一週間前に御苑南部、
九條池の畔に咲く百日紅を確認しに行ったが、
ほとんど咲いておらず、結局この時期になってしまった。
百日紅の大木があるのは一条邸跡だが、
先ずは北西部の近衛邸跡にある児童公園。
去年はこの時期、公園休憩場の百日紅は満開で、
辺り一面に百日紅のピンクの花が散っていたが、
すでに時期が過ぎてしまったのか?
全く花の気配がない!
百日紅は開花時期が長いことで、
この名前が付けられているが、
もはやこの異常気象では法則が通じない?
グランドでは近くの高校生たちが、
この暑さに関わらず野球に興じていた。
それでもブランコ台の奥に僅かばかりを確認!
見渡すもそれらしき樹木はないので、
大木の百日紅のある一条邸跡に南下する。
全く花が無い?
一周回ってこのひと房!
どうしたんだろう?咲いていたんだろうか?
例年なら満開の便りがネットで流れるが、
今回は確認できなかった。
取り合えずこの場所は諦めて、
御苑南部の九條池に向かう事に…。
小さな松ぼっくりが異常に落ちていた。
アカマツとクロマツの松ぼっくりの大きさは、
ほぼ同じで4~6cm程だが、
2~3cmだからカラマツの様だ。
それと気になったのは全体の樹木と芝生の枯れ具合!
素人目にもヤバそう!?
なるだけ木陰を頼りに20分ほど歩いて九條池。
静まり返っている九條池に百日紅の紅が彩を添える。
茶席・拾翠亭前の百日紅も心なしか寂しい。
よく見るとアオサギが木の実か、
花をついばんでいる!?
まさか?
もう少し接近するために、
厳島神社の境内に降り立つ。
世界中で異常気象が報告され、
動植物体系にも異変が見られると云う。
京都市内で最近よくシラサギ、アオサギを見かける。
まさか御苑内の百日紅の花をサギが食べつくしている?