この数日は例年の温度よりかなり低かった。特に夜が!
数年前ならばGWが過ぎれば完璧に夏の寝具、
衣料に模様替えしているが、
この数年は急に寒くなったり暑くなったり、
未だにガスストーブは出したままだし、ダウンも整理できず。
5月に入って毛布を仕舞いこんだが、三日前にまた出してきた(笑)。
そして予報では来週は各地で30℃越になるらしい。
気まぐれと云うか?ますます温度は読み難く、
大気は龍の如く蛇行し続け、世界中の火山が息を吹き返している。

 



昨日は平安神宮の花々の様子を見てきた。
何時もチェックしているネットの花通信で、
西神苑で珍しい河骨(コウホネ)が咲き出したと…
先ずは東神苑に入り、














そのまま進み西神苑の白虎池へ…
スイレンも咲き出したばかりか?













 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



淵には花菖蒲の葉が生い茂るが花は確認できず。
例年だと今月末には咲き出し、6月上旬には見頃を迎えるらしい。
そしてその先の大きな葉の群生が河骨の様!?















名前の由来は、
水中にある根茎が白くゴツゴツして骨のように見えるので、
河骨(かわほね)と書かれるようになり、
そして読みは「かわほね」から「こうほね」に変化したらしい。
肝心の水中を撮り忘れ、痛恨のミス(笑)。














そこからメインの中神苑に移動すると、
ここにも河骨が手前に杜若が奥に…。
















そしてこれが河骨の黄色い花で、
水中は見えるが、骨らしきものはここでも確認できず(笑)。
いずれにせよ夏に最盛期を迎えるので当分は楽しめそうだ。















白い睡蓮と赤い睡蓮を跨ぐ臥龍橋。
手前の杜若と向こう岸の杜若…。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



こちらの綺麗な花は花菖蒲と思いきや、
杜若の園芸品種の一つ「折鶴」と命名されているよう…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



平安神宮の御祭神、孝明天皇の先々代にあたる、
光格天皇が好まれた花として中神苑を優美に彩っている。















休憩所の東屋まで移動すると、
杜若の群生が色濃く華やいでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




この時期最も優美で高貴な色!
青紫の花と葉の緑を愛し追及した尾形光琳。

 


「杜若」「あやめ」「しょうぶ」はよく似ているが、
花の色目、フォルム、際立ちですこぶるのは、やはり「杜若」。

 

 

 















最後に栖鳳池に浮かぶ泰平閣を望む。
池と空は今日も何事もなかったように穏やかだが、
應天門を一歩出ると、例のアジアの観光集団が待ち構えていた(笑)。

 

 


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