地元では「西賀茂の弘法さん」と親しまれている神光院。
上賀茂神社の西エリアに位置していて、
観光ルートから外れていることもあり、
静かな境内は「銭形平次」や「暴れん坊将軍」を始めとする、
時代劇の撮影がたびたび行われてきたと聞く。

参道の左側にはモミジ、そして右側が桜。
このお寺を初めて訪れたときに確認していたので、
春先は桜を撮りに来ることを決めていた。
しかし今季は里桜以外は疾風の如く散り去ったので、
気が付いたら参道のソメイヨシノも葉ばかりになっていた(笑)。

 



そしてこの時期は聞きなれない「利休梅」が咲いていると…















堂々とした石碑「厄除弘法大師道」が見えて、
山門から紅葉したモミジ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



これは茶褐色から緑になり、
最終的に紅葉して枯れるモミジで
決して紅葉しているのではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



又、画像を加工しているモノでもない!
但し最近デジカメを買い換えて、
そのカメラで撮ると妙に赤が強調されて写ってしまう(笑)。
実際の色目は茶褐色ですので、何卒ご了承を…。













さて「利休梅」はどこに咲いてるやら…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






どうもこちらの木の様だ?














中国の中北部が原産で高さは2~4メートルになり、
実はわが国へは明治時代に入ってきた品種で、比較的に新しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





なのに何故に「利休梅」の名が付いているかと云うと、
お茶花としてよく利用されたことから、
元々漢字の「利久梅」をお茶の第一人者に寄せて、
「利休梅」にしたのが真相の様…

 

 

 

 

 

 

 

 

 


その足元に目を移すと…



前回対馬のシバザクラに触れたが、
こちらはシバフジではないか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




丘陵地に敷き詰められたシバザクラは壮観だが、
フジも藤棚以外の観賞法としてシバフジもありでは?
誰か広大な丘とそこそこの財力のあるそこのお方!
やってみても損はないかも(笑)。













またまた草花にうつつを抜かしてしまった。
山門に掛かる新緑のモミジ。
こちらがこの時期らしい本物のモミジの様…(笑)。

 

 


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