先日の東福寺界隈北の続きになりますが、
臥雲橋から渓谷を見下ろすと、
このようにまだまだ青いですが、この冷え込みで
この数日で真っ赤に染まりそうです。

 

 

嵯峨野、南禅寺等、様々な観光地を訪れたことがありますが、
東福寺界隈は独特な雰囲気が、歩いてホントに気持ち良いです。

 


ふと横の通りを見ると、昔ながらの趣のある佇まい…

 

 

そのまま、塀沿いに進み、左の門を潜ると東福寺の伽藍、
右に曲がりと、桔梗の寺として知られている天得院
この時期は門前横の金木犀の香りが漂っていました。

 

 

南北朝時代に、当時の東福寺住職の無夢一清禅師が開創。
その後、応仁の乱などの戦乱などで荒廃したが、
豊臣秀吉・秀頼の寵愛を受けていた文英清韓禅師が再興。
しかし、1614年に文英清韓が豊臣秀頼の請に応じ
方広寺の鐘名を撰文したが、銘文中の「国家安康、君臣豊楽」の
文字が徳川家を呪詛するものとして家康の怒りを招き、
寺は取り壊されたと伝わります。
現在の堂宇は天明9年(1789)に再建されたものです。
杉苔に覆われ庭に咲く桔梗が楽しめる春と、
ツワブキと紅葉が美しい秋の年二回のみ、特別拝観を行っています。

 

 

その先の芬陀院(ふんだいん)は、水墨画などで有名な雪舟が
庭を作った事から雪舟寺とも呼ばれています。

 

 

芬陀院は普段から一般公開されていて、東福寺を訪れた方が、
こぞって立ち寄る人気スポットです。
このお寺も写真素材が豊富ですので、改めて紹介したいと思って
おりますので、今回は取り合えず山門あたりだけです。

 

 

来た道を戻り、竹林と木々に覆われ摩訶阿弥の森を右に曲がり、
 

 

 

少しの所に東光寺の門前が…

 

中国笛教室の看板も掛かっておりますが、普段は公開されておらず、
紅葉シーズンだけ、お干菓子とお抹茶付500円で拝観できます。
なかなかリーズナブル!


 

ここではお見せできませんが、

苔に覆われた枯山水庭園は、

方丈の南面・東面を取り囲むように…

 

 


東光寺を後にして、先に進みドンツキを右に曲がり、
暫くすると、左手に願成寺の門前が見えてきます。

 

 

願成寺(がんじょうじ)は普段非公開ですが、「願成就寺」
苦労消除の寺」とも呼ばれ、様々な苦を消除する寺として
厚く信仰されており、11/3開催の「親王祭」では火渡りの行に
参拝者も参加できるとの事です。 

 

 

 

その向いの桂昌院は、鎌倉後期の元亨年間(1321-24)に雙峰宗源が
九条家の別荘に開創したと伝わり、明治期に現在地に…

 


公開されているのかどうか分からないので、門前辺りでお暇

 

 

その隣には荘嚴院の門前が、こちらも公開されているのかどうか?
別に「のほほん寺子屋」の看板が掛かっておりますので、
中に入ることは出来そうです。

 

 

境内には豊臣秀吉が寄進した、蛙の形をした大石「双峨石」、
先の茶黄色ぽい石、あれですかね?

 

 

お寺には珍しい、長く長く伸びた棕櫚の木!

 


ホントに何の解説もないので、ここもこの辺でお暇

 

 

そして今回の最終地点、作庭家・重森三玲による「波心の庭」のある、
光明院を目指す事に…、

 

 

 

なだらかな坂を登り、左手に東福寺の南門・六波羅門
見えてきて、そこを右に曲がります。

 

六波羅門(ろくはらもん)は重要文化財で、
鎌倉幕府の六波羅探題の遺構。

 

 

光明院に入る階段の左手が少し赤く色づいて…

 

 

今日も結構歩きましたが、光明院も前出の芬陀院同様、写真素材が
多すぎますので、次回改めて紹介したいと思っています。
余りにも方丈、羅月庵、波心の庭の絡み方が素晴らしく、
50カット以上撮ってしまいました(笑)。

 

 

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