…千本鳥居でも有名な

「伏見稲荷大社」の神使いは?

 

 

 

「伏見稲荷大社」は、

和銅4年、秦伊呂具(イログ)が

稲荷山に3柱の神を祀った事が創始と云う。

 

仏教系稲荷神ダキニ

 

本来は農耕神であったが、

平安初期に東寺が建立された際、

建造用木材が伐り出された事を

きっかけに東寺の守護神となり、

その後、全国に信仰を拡大した。

 

現世利益の考えとも結びつき、

商売繁盛の神としても

崇敬される事となった。

 

 

そんな「伏見稲荷大社」の

神使いとされるのはキツネである。

 

キツネは農事が始まる頃、

山から人里近くに降りて来て

目撃される事が多かった。

 

古来、

民間信仰として豊穣をもたらす

山の神が里へ降りると

田の神(稲荷神)と成るとされ、

いつしか、キツネが稲荷神の

使いになったと考えられている。