…何と云うか?

 

 

銀閣内部

 

銀閣寺は、

文明14年に足利義政が、

東山浄土寺・跡で造営を始めた

山荘・東山殿を始まりとする。

 

が、大乱後の財政難で

工事は遅れがちで、

ようやく観音殿(銀閣)の上棟を迎えたものの、

完成を前に義政が世を去ると、

遺命により禅寺となり、

義政の法号から「慈照寺」と名付けられた。

 

東求堂

 

 

創建時の建物で残るのは

「観音殿と東求堂(いずれも国宝)」で、

2層の楼閣である観音殿は

1層が和様の住宅・2層は禅宗様仏堂、

東求堂も持仏堂ながら

住宅の色合いが濃く、

義政が求めた「理想の山荘」

の風情を今に伝えている。