…幽玄な落差35mの

「味土野ガラシャ大滝」が在る市は?

 

細川忠興の正室・ガラシャ

(当時は玉〈珠〉)が隠棲したのは、

現在の京丹後市弥栄町味土野(ミドノ)と伝えられる。

 

 

玉の父・明智光秀が本能寺の変

を起こした事で謀反人の娘

となった玉を守るべく、

忠興は居城のあった海辺の宮津から

丹後半島中央部の山深い

味土野に幽閉したとされる。

 

 

玉は子供と引き離され、

ここで約2年間、不安な生活を送り、

その後、

侍女・清原マリアの手引きで洗礼を受け、

細川ガラシャとなったと云う。

 

隠棲地とされる女城・跡

には石碑が建てられ、

ガラシャが使ったとされる古井戸、

東屋(アズマヤ)、化粧水場などが残り、

近くには「味土野ガラシャ大滝」もある。

 

 

 

玉は天正6年、

勝龍寺城(長岡京市)にいた

忠興に嫁ぎ2人の子をもうけた。

 

その後、

丹後国を任された義父・細川藤孝が

築いた宮津城(宮津市)に忠興と共に移った。

そして、

父・光秀が築いた亀山城は、

現在の亀山市に在った。