…松島・厳島と共に

日本三景の

一つに数えられる名勝地は?

 

日本三景の一つ「天橋立」は、

宮津湾と阿蘇海の間に

出来た全長約3.6キロ、

幅20~170mの白砂青松の砂嘴(サシ)。

 

約5000本と云われる松が茂っている。

 

古来、神々が天界と地上界

を行き来する架け橋として知られ、

諸説あるが平安期の歌人・和泉式部は

「神の代に神の通いし道なれや

  雲井に続く天橋立」と歌っている。

 

 

室町期の画僧・雪舟等楊(トウヨウ)が描いた

「天橋立図(国宝)」は有名。

 

陸続きの北側には元伊勢・籠(コノ)神社

や西国三十三所観音霊場28番札所の成相寺が、

回旋橋が架かる南側には

「三人寄れば文殊の知恵」

で知られる智恩寺がある。

 

股の間から覗くと景色が逆転して見える

「股のぞき」発祥之地としても名高い。