…美山町の 約4200ヘクタールの森林は何か?
南丹市美山町には 京大の研究林「芦生の森」が広がっている。
地元財産区共有の森で、 大正10年から地上権を設定して 京大が教育・研究の場として利用している。
総面積約4200ヘクタールの内、 ほぼ人の手が入っていない 天然林(原生的自然林含む)が 半分を占めるなど 原生的な森林相が保たれている。
近畿有数のブナ林がある他、 気候が日本海型 と太平洋型の移行帯になっている上、 森全体が複雑な地形であるため 1000種を超える極めて多様な動植物が 生存している。
近年は鹿の食害やナラ枯れ (ナラ・シイ・カシなどのブナ科樹木が枯れる事) などで植生が変化し、 生態系・生物相に深刻な影響を及ぼしている。
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