追儺式(ツイナシキ)は、

大晦日に行われていた

宮中の年中行事の一つで、

鬼やらい」とも呼ばれる。

 

 

元来は中国から伝わったものだが、

日本に於いては平安初期頃から行われ、

現在の節分はこれが基になっている。

 

 

「鬼やらい」と云う呼称は、

吉田神社や石清水八幡宮の節分で、

用いられている。

 

 

 

 

吉田神社の「鬼やらい」では、

四ツ目の仮面を付けた「方相氏(ホウソウシ)」

と呼ばれる鬼神が登場し、

鬼を追い払う役となる。