8月には、

多くの精霊迎えと送りの

仏事が京都各地で行なわれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

化野念仏寺

8/23・24

 

化野は古来葬送の地で、初めは風葬であったが後には土葬となり人々が石仏を奉った。

辺りには無縁仏となった石仏が多数埋もれていった。

同寺には、辺りから集められた石仏や石塔が約8000体も並び23・24の両日、無縁仏に献灯する「千灯供養」が行なわれる。

嵯峨野の晩夏の風物詩となっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

六波羅密寺

8/8~10と16

 

同寺では、「万灯(燈)会」が行なわれる。

空也上人が応和3年に高僧を集めて行ったのが由来。

人形(ヒトガタ)の大の形に点火して先祖の霊を迎える。

 

 

 

 

 

 

 

 

壬生寺

8/9~16

 

同寺では「盂蘭盆万灯供養会」が行なわれる。

9日には、約1100基の灯籠が灯る中、「壬生六斎会」により、多彩な演目が奉納される。

 

 

 

 

 

 

 

 

大谷祖廟

8/14~16

 

東山の東大谷(大谷祖廟)では、

東大谷万灯会」が行なわれる。

約1万灯の提灯が足元を照らし、

涼しい夜間に参拝できる。

御廟には、

親鸞聖人、東本願寺の歴代門主、

門信徒の遺骨が納められている。