…京都から山陰地方を経て

下関に至る国道の起点であるが、

それは何号線か?

 

五条通は戦時中の

強制疎開の時に拡幅され、

戦後は京都の都心部を

東西に貫く幹線道路となった。

 

 

烏丸五条を起点として

五条通を西に向かい下関まで

繋がっているのは国道9号である。

 

京都府内では

亀岡・南丹・京丹波・福知山の

各市町を通過。

 

兵庫・鳥取・島根の日本海側を辿り、

島根県益田市から瀬戸内海側へ

南下して山口県下関市に至る。

 

昭和27年、新道路法により

一級国道9号(現在は級別がなく、

一般国道)に指定された。

 

延長638キロで、

東京-青森間の国道4号

に次ぐ全国2番目の長さ。

 

 

国道9号は、

京都市内から山陰方面へ

アクセスする道路として、

明治期から老ノ坂や観音峠などの

交通難所解消、トンネル掘削、道路拡幅、

バイパス建設が進められた。

 

丹後方面にアクセスする道路として、

国道9号と並行して、

京都縦貫道が建設されている。