…として知られているのは?

 

 

 

江戸期、

「せき」と云う女性が

鳥羽街道で茶店を開いていた。

 

せきは編み笠の裏に餅を並べて、

旅人をもてなした。

 

この餅が、

せきの人柄と共に評判となり、

いつしか「おせき餅」と呼ばれる様になった。

 

代々、

おせき餅を作り続けているのが、

「おせき餅本舗(伏見)」。

 

白餅と草餅があり、

上に粒餡を載せた素朴な味わいである。