自分の体が傷つくと
どうしても愛しくなるのは何故だろう
自分でつけた傷だからだろうか
赤い筋が涙の筋に見えて
申し訳なくなって
可哀相になって
可愛そうで
舌でチロチロ舐めながら
泣きながら
笑いながら
謝りながら
また傷つける

傷つけるというよりは
吐き出したい気持ちの行き場がなくて
一瞬吐き出したものを
また体に抱え込む感じだ
体で受け止める感じ
だってこれも自分だから

ヒリヒリする
だけど舐める舌は笑ってる

どうせすぐ塞がるから
この傷も
心の傷も