デフ・ヴォイス 後編。

丁寧に繊細に創られたドラマでした。

原作の面白さ素晴らしさはもちろんあるけれど、私程度の読解力では到底到達できない感動をドラマによって、味わう事ができました。



ミステリーとしての面白さと昨今声高にいわれている多様性や偏見について、優生保護法等深く考えさせられたドラマでした。



ろう者やコーダの置かれた立場、そして個々が抱えている感情、わだかまり。それらの感情は何も聞こえる聞こえないに関わらず、自分自身にも置き換えられるものでハッとさせられる場面もあり、また家族という身近な集合体での関係性も然り。





ドラマ化に当たってまたまたミッドナイトスワン公開時に起こった、当事者云々の是非論争があったりもする。

でも、草彅剛という俳優が演じる意味というものはミッドナイトスワン同様、草彅剛だからこその配役だったと思う。

演じる当人はあくまでもフラットに気負うことなく、真摯に自らの仕事に最善の力を注いでいるだけ。



だから、そんな姿はをいつも誇りに思っている。

 




 


原作はシリーズ化もされているので、早くも続編という声もあるし、その後の尚人、みゆき、何森たちも気になるところではあります。どうなりますでしょうか⁈






しかしあのラストシーンは反則ものでした😭