渋谷ヒカリエホールAで今月7日から開催の慎吾の個展WHOAMIに行ってきました。







入場口で赤青シールが配られ、それぞれの色の⏫に進みます。今回私は赤を貰いました。



3年前の個展BOUM! BOUM!BOUM!に展示された作品も含めその数200点。


最初のエリアには幅2mくらい?の通路の壁に作品が掲示されていて、近くに寄ってはその複雑な色の重なりに感心したり、少し離れて大きな作品を眺めたり。

慎吾の内側から出たであろう魂の一部を受け取る思いがした。

特に2013年から15年と刻まれた作品には前回もだけど、改めて胸がキュッとなってしまった。


そして慎吾の分身でもあるくろうさぎ。

この子に慎吾は何を託しているのか?なんて。





赤と青の通路を出ると一転して白く明るい華やかな色彩に彩られエリアに出ます。

文春womanの表紙画の原画、ヤンチェのテーマ画などなど。大きくて綺麗で、どれもみんな商品化したらすごく可愛くておしゃれな物が作れちゃうんじゃない?なんて。




今回かなり近くで作品を見ることができる配置になっていて、渋谷慶一郎さんのサンプリングした一期一会の音の空間の中で、ゆったり刺激的な時間が楽しめる感じ。



渋谷さんといい、慎吾といい本当天才!!!


分かっていたけど香取慎吾はエンターテイメントの申し子だ by剛





慎吾の過去作や今回の作品の制作中ムービーもそこで流れていて、

その繊細で大胆な作品作りとさまざまなタッチの作品たちに、この人の頭の中は???と改めて思ってしまう。




そしてそこを出ると最後巨大なくろうさぎがいる撮影OKのエリアに出ます。


(この場所ではないけど、照明によって変化するくろうさの映像がすごく不思議で面白くてずーっと見てました)













東京タワーの展望台に展示されたタワーの絵にNY、ベネチア、パリの絵が一緒に並んでいて、慎吾の好きな街並みなのでしょうね。とても素敵です。




あとね、Meという絵がとても好きなんだけど、何だか哀しいんだよね。

今の慎吾なら同じ題名でどんな絵を描くのかな?なんて思った。



それから、大きな作品も素晴らしいんだけど、小さなキャンバスに描かれた顔や動物とかが、とても愛らしくて温かみがあって好きです。







WHOAMI



私の感性ではとても一回では受け止めきれない作品たち。

また後日伺うこととします。










福助創業140周年を記念して慎吾が描いたfukuske_chan。これがすごく可愛いかったの!原画も大きくて。思わず笑顔になっちゃいそうなんだよね。



あと、Twitterとかで募集していたnurie de ART。選ばれた72枚のNAKAMAの塗り絵。今回も素晴らしかったです。