ネットに掲載された記事だけど、小泉今日子さんが所属事務所から独立した経緯が書かれています。
普段、週刊誌の記事なんてと思っていますが、どこでもいろいろな局面があって、真実を伝えようとするジャーナリズムの欠片はまだ残っていると信じたいので。

これを読むと、大手芸能事務所による情報操作、メディアを巻き込んでの弱い者イジメというのものは、想像通りというかやはりという感じです。

それこそ、のんさんこと能年玲奈さんは洗脳だ、やる気がないと散々書き立てられ、本名である芸名までも取り上げられてしまった。同属事務所所属の小泉さんはまさにお母さん的存在であるにもかかわらず、能年ちゃんを排除する側にいなければならなかったという事と、自分のスキャンダルでさえもみ消してしまえる事務所に対しての嫌悪や世間へ流布された間違った情報を正そうとした行動さえも歪曲されてしまう、という彼女の心情が綴られている。

今朝のワイドナショーでも公取委の取り組みについての話題になり、弁護士の方が説明した優越的地位の濫用はそのまま能年ちゃんやSMAPにあてはまることであったし、芸能事務所にも厳しい措置が取られることになるだろうと話されていました。
しかしそれを受けたMC以下出演者は、契約書の有無や収入の話に終始した印象で、仮に事務所を離れたら仕事をし難くなるということを、まるで当然と受け止めているようでもあった。絶対変わらなくてはいけない時期が来てるとも言ってはいましたが、どこか他人事のようで。自分に降りかかって来なければ敢えて火中には入りたくないのだろう!と思うと何とも情けない気がしたし、TV番組ではそのくらいの話題で留めておかなければならないのでしょうか?どうせ取り上げるならお茶を濁すようにはしてほしくないんですけどね。