2か月後は、なんの日か。何の日?と問われても、普通の休日と答える人が大半でしょうか。しかし、応援団が好きな人にとっては、見ごたえある、そして素晴らしい演舞会があります。そう、「全国七大学応援団・応援部合同演舞演奏会」です。今年は、8月17日にデモンストレーション、18日に名古屋大学豊田講堂で演舞・演奏会が行われます。

 

 毎年、旧七帝大と呼ばれる、北海道大学・東北大学・東京大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学・九州大学のそれぞれの体育会が、競技を行い総合点数を競い合う「七大戦」が各校の持ち回りで行われています。そのなかで、各校の応援団・応援部が主管校に集まり、演舞をするのが、「全国七大学応援団・応援部合同演舞演奏会」というわけです。

 

 今回は、名古屋大学が主管校となります。前回の東京大学では、安田講堂で行われました。歴史ある建物のなかで、演舞を堪能できたのは素晴らしかった思い出です。迫力満点、エンタメ要素満点、楽しさ満点といったところです。各校の「学注」や最後のブラスバンド・チアリーダーによるステージは見ごたえありすぎです。

 

 持ち回り上、主管校が最後に演舞を行いますが、名古屋大学が応援団が休部中です。団員が0であるため、OB方が団員集めに奔走していると中日新聞で報道されていました(気になった方は是非ご一読を)。主管校が休部中というのは寂しいものです。何度かYoutubeにおいて、昔(30年くらい前?)の演舞を見ましたが、リーダー部・チアリーダー部・吹奏部が一体となった素晴らしい演舞でした。あれだけの人数を確保するのは今や困難かどうかはわかりませんが、なんとか復活して欲しいものです。

 

 そのほかの大学は、人数に差はありますが、演舞は見ごたえ抜群です。それぞれの注目どころを少々書いておきます。

 

北大

「永久の幸」…その場にいれば、わかる雰囲気はすごいものです。実際に行って体感することをおすすめします。

マーチメドレー…ネタをふんだんに使っています。見れば面白さがわかること間違いなしです。

 

東北大

「荒城の月」…リーダー部の動きはキレ抜群。今年もどれだけのキレが見られるのか、期待が高まります。

団旗礼…昨年はかなりすごいと感じたほどの耐久力。今年も注目。

マーチメドレー…3部一体となっているので、迫力抜群です。人数は多いため、かなりすごそうです。

 

東京大学

「ビクトリーマーチ」・・・東大といえば!と私はなるのがこれです。大車輪と最後の応援歌に注目です。不死鳥の如くからのクライマックスはすごい!

 

京都大学

「新生の息吹」…初めて見た昨年、記憶に残った応援歌。サブ・チア含めて動きが良かった印象。

マーチメドレー…寸劇を取り入れたエンタメ要素抜群。今年はどうなんだろうかと楽しみです。

 

大阪大学

「雄々しく進めん」…阪大といえば!!この曲です。何回も見ていますが、一番盛り上がる曲です。今年のチーフが楽しみです。

 

九州大学

「観音様」…昨年、ぶっ通しで見ていたため疲れて寝てしまった(失礼!今年こそは寝ませんと誓います)のですべて見れなかったため今回はしっかり見ます。

「博多ドンタク」・「応援形態」…九大といえば!の演目。4学年揃っているので迫力に注目。

 

合同ブラスバンド・チアリーダーステージ…見た人だけがわかります。ここで書くのは難しい!!

 

 素人の応援団好きが見ているので、細かいところはわかりませんが、前回の東京大会で見た感想をふまえた私なりの見どころです。各校の演舞はどれも個性的で、見ごたえ抜群です。今回もたまたま名古屋に近いので、行く機会に恵まれました。応援団という団体が減少するなかで、これだけの規模で演舞・演奏会を開催できるのは流石です。クラウドファンディングも、目標金額を大きく上回ったようです。求心力があり、観客を惹きつけ、応援団とはという核心を見せる。これを見られるのが、「全国七大学応援団・応援部合同演舞演奏会」なのです。

 

 もし、お時間があれば・応援団に興味があれば、是非8月17・18日は名古屋大学へ足を運んでみてはいかがでしょうか。日本の文化の1つである応援団を目のあたりで感じることができる「チャンス」です。

 

 今回も行ける距離のため、観覧に行きますが、次回以降はわかりません。貴重な機会なので、今回は楽しみます。