はあい!

SF・ファンタジー映画が好きなカイルです。

公開3週目になりましたが、

映画「トロン:アレス」を観てきました。

あっという間に、一番小さいホールでの上映に。

ですが、満席!

もっと大きなところで上映しててもいいのになあ。

 

ここから、感想・ネタバレです。

 

1982年「トロン:オリジナル」

2010年「トロン:レガシー」

に続く第三作。

 

これまでは、現実世界からデジタル世界「グリッド」に転送されて、

デジタル世界が主な舞台でした。

ですが、本作は、デジタル世界の中の

「警備プログラム」が人間の姿になって

現実の世界に現れる(ただし29分まで)という設定。

 

この設定がよいかどうかは意見が分かれるところになりそうです。

デジタル世界であれば、仮想世界なので何でもOKですが、

現実世界ではいろんな制約がでてきます。

ですが、ある程度「なんでもあり」じゃないと映画にならないので…

結論、アベンジャーズ的な映画になったなあ、という印象です。

もちろん、単独で見ても面白いし

設定やストーリーは、おそらく1・2作目よりもわかりやすいと思います。

 

今回、特に秀逸だなあ、と思ったのは

デリンジャー社がエンコム社にハッキングする前半のシーン。

「これがサイバー攻撃かあ」

「これが強いウィルスがファイアーウォールを打ち破ってくということかあ」

と、見えない世界が可視化されてて面白かったです。

 

主演のアレス役はジャレッド・レト。

「ダラスバイヤーズクラブ」でアカデミー賞助演男優賞を受賞。

ハリウッド俳優には珍しく、綺麗な美しい顔立ち。

もう53歳!?びっくり。30代かと思ってました。

 

イブ役は、グレタ・リー。

どこかで見たと思ったら、「パストライブス(再会)」の主演女優さんだったんだ!

個人的に23年のベスト映画でした。

 

ジュリアン役はエヴァンピーターズ。

もはやすっかり怪奇系俳優ですね。

「アメリカンホラーストーリー」や「ダーマ―モンスター」などに出演。

 

ジュリアンの母親はジリアン・アンダーソン。

「X-ファイル」や「クラウン」でゴールデングローブ賞などを受賞してます。

 

フリン役はジェフブリッジス。

見事3作とも出演達成です。

 

1作目から象徴的なバイクやディスクでの闘いなどは継続。

傑作ではないですが、普通に面白いSF映画でした。

やはり大スクリーンのほうが迫力あって楽しいかな!

それでは、

若者から1作目からファンなど多様な観客層に共感しながら

Sparklingなひとときを!