はあい!
前世紀から杏里のライブに
原則毎年通ってるカイルです。
シティポップブームにのって、
女王として再降臨した杏里!
ついに、おそらく初の国際フォーラムAホールです!
若いお客さんもちらほら目立つ中、
楽曲の良さが目立つ、アルバム「Timely」を冠にしたライブの、
感想、セットリスト、ネタバレレポです!
まず、最大のトピックは、
本アルバムをはじめ多くの楽曲を80年代前半に手掛けていた、
またプロデュースを手掛けていた角松敏生がゲスト登場したこと!
そんなステージのセットリストは…
・ブギウギメインランド(アルバム「BoogieWoogieMainland」)
・シャイネスボーイ(アルバム「Timely!!」)
・リメンバーサマーデイズ(「悲しみがとまらない」B面)
・砂浜(アルバム「思いきりアメリカン」)
・ユーアーノットアローン(アルバム「Timely!!」)
・サマーキャンドルズ(アルバム「BoogieWoogieMainland」)
・夏の月(アルバム「Moonlit Summertales」)
・ロストラブインザレイン(アルバム「Timely!!」)
・ラストサマーウィスパー(アルバム「Heaven Beach」)
・缶ビールとデニムシャツ(アルバム「1/2&1/2」)
…角松敏生登場…
・ウィンディサマー(アルバム「Timely!!」)
・ステイバイミー(アルバム「Timely!!」)
・I can't ever change love for me(アルバム「Coool」)
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・気ままにリフレクション(シングルバージョン)
・HAPPY ENDでふられたい(アルバム「SUMMER FAREWELLS」)
・A HOPE FROM SAD STREET(アルバム「Timely!!」)
・悲しみがとまらない(アルバム「Timely!!」)
・Driving my love(アルバム「Timely!!」)
・オリビアを聴きながら(アルバム「Apricot Jam」)
・キャッツアイ(シングルバージョンベースの本ライブバージョン)
・思いきりアメリカン(シングルバージョンベースの本ライブバージョン)
・GOOD NIGHT FORYOU(アルバム「Timely!!」)
順番は一部あやふやでしたが、
アルバム「タイムリー」からは全曲披露でした!
角松敏生の披露したトークが面白く、
・売れてなかった頃の角松のラジオ番組に杏里が出演した際に
音楽ネタで意気投合
・角松が杏里に曲提供することに。
アルバム「HEAVEN BEACH」収録の
「2番目のAfter」「Last Summer Wisper」
を提供
・角松自身が当時所属していた事務所ともめて、
杏里に誘われて杏里の事務所へ移籍
・そのあと角松自身のアルバムがスマッシュヒットして
アーティスト活動を継続を決意
・「CAT'S EYE」の大ヒットを受けて、次のシングルを角松に依頼
・角松自身は、大ヒットをソングライトするタイプではないので
プロデュースとして唐珍花&林哲司コンビに楽曲を依頼
・自分の友人のエピソード「友達に恋人を取られた」をテーマに依頼
・そして生まれたのが「悲しみがとまらない」
・これがヒットしたので、次のアルバムは角松が全てプロデュース、
自由にやらせてもらうことを条件に制作に取り組んだ
・その分かりやすい例が「CAT'S EYE」のNEW TAKEの角松アレンジバージョン。
オリジナルとは全然違う曲調になりましたよね。
・ちなみに、本ライブで披露された「気ままにReflection」と「CAT'S EYE」は
どちらも角松アレンジバージョンではなく、シングルバージョンベースでした。
なお、前回2人がステージに立ったのは
2003年の「R134 Ocean Delights」の、
たしかパシフィコ横浜のことだと思われます。
2人とも横浜アリーナと言ってましたが…
…と思いきや、コメントをいただいて、
角松敏生の横浜アリーナライブに杏里がゲスト出演したとのことで、
横浜アリーナで合ってたようです。
(情報ありがとうございました!)
83年の後半に唐珍化、林哲司に依頼するって、
「悲しい色やね」「サマーサスピション」とかを面白いと思ったのかな。
さて、今回はダンサーがMAX6人も入って
バンド編成はいつも通り。
国際フォーラムAホールの大きさを生かしたスクリーンの映像や
杏里の衣装もとてもよかったです。
特に前半で披露した楽曲たちの
杏里のハシリ気味なボーカルや、
バンド演奏やコーラスのリズムとずれた歌唱は気になりましたが、
声も良く出てたし、良いライブでした!
杏里自身、初の1位と獲得したアルバム「Timely‼」を冠にしたライブ。
これまでも同様にアルバムを冠にしたライブはありましたが
全曲を歌ったのは初めてではないでしょうか。
角松敏生が6曲、杏里が2曲、林哲司が2曲提供した本アルバム。
まさにシティポップを代表するようなミディアムアップな楽曲が多い名盤です。
衣装もよかったですね。
特に角松パートは、あの頃の杏里らしさを彷彿とさせてくれました。
それでは、
「夏の月」「砂浜」の枠で、そろそろ別の曲を聴きたいなあ、
と思いながらSparklingなひとときを!

