はあい!
過剰な期待をせずに「AND JUST LIKE THAT」を
見ることができるようになってきたカイルです。
「SEX AND THE CITY」の続編「AND JUST LIKE THAT」シーズン3、
いよいよエピソード8です。
ここから感想・ネタバレレポです。
カイルはこのドラマシリーズはずっと吹替で見ているのですが
声優さんたちも、まさか四半世紀にわたって同じ役を演じるとは
思ってなかったですよね~。
・ミランダ
特にこのシリーズでは、かつてにシニカルな面がなくなって
おおらかで穏やかな、完全な「脇役キャラ」に転向してます。
なんでだろう…と思ってたのですが
今のミランダは、
仕事のストレス、結婚生活のストレス、セクシャリティのストレスもなく、
安心して付き合える恋人もいて、
(弁護士自体の貯金のせいか)高級アパートも購入して…
なので、満たされた、穏やかな状況なんでしょうね。
ただ、順風満帆というわけではなく、
アルコール依存症だったことは恋人にはまだ話せてません。
でもそれさえもネガティブにとらえるのではなく
今の自分がストレスだらけだった時とは異なることに気づくキッカケととらえます。
ジンの瓶のエピソード、
まるでかつての「チョコレートケーキ」にハマったシーンを彷彿とさせますね。
あのときは、チョコケーキをゴミ箱に捨てたのに、
それをまた食べようとしてしまう自分に気づき、チョコ断ちができました。
今回も大丈夫なようでホッとしました。
でも、瓶ってNYだとあんなふうに捨てるんですね。
ゴミ置き場に業者さんがいたらどうなるんだろう…と気になりました(^^;)。
・シャーロット
かつての夢見るお嬢様から、家族思いで他者にも思いやり思てる存在に。
「めまい」のエピソードは唐突でしたが…
「AJLT」の制作ドキュメンタリーを見たら
スタッフさんたちも、相応に年齢を重ねてきているので
実際に身の回りで起こった(主に年齢からくる)エピソードを
ドラマに盛り込んでいるそうです。
この「めまい」と、若者たちが「めまいって本当にあるの?」と
突っ込まれるあたりは、そういった制作現場から生まれものなんでしょうね。
シーマの若者とできちゃう夢のような話はさておき、
デオドラントの話も、そういった制作現場から生まれたものな気がします。
・キャリー
かつては、恋愛至上主義で、すぐ騒いだりヒスを起こしたり…
…というのが目立ってた印象がありましたが、
今はおおらかにいろんなことを受け止めるようになりましたね。
そこが、ドラマファンにとっては物足りない一方で、
たしかにアラ還近くなっても
以前のようなままだったら、それもゲンナリ。
自然な変化なのかもしれません。
そう考えると、かつて「SATC」で笑ってドキドキしたことにはピリオドを打って、
視聴者側も、今の年齢を経た彼女たちと共に
考えたり、悩んだり、共感したり、あるあると思ったり…
…というドラマに変わったんだ、と受け止めて視聴するほうが楽しいですね。
とにかく、やはりこのドラマシリーズが好きでよかった!
…と思いながら最終回までSparklingなひとときを!