はあい!
前作から10年近くも経ってることにびっくりのカイルです。
大好きな「最後から二番目の恋」の最新シリーズが
「続・続」として2025年に帰ってきました。
吉野千秋や長倉家のみんなに会えて、嬉しい…!
ここから、感想・ネタバレです。
とにもかくにも、冒頭からのオンパレード。
救われます。
身につまされるような台詞(キョンキョンの独白)が続くのですが
どれもこれも、グッとくる。
そして気づきます。
「ああ、そう思ってるのは、自分だけじゃないんだ。
みんな、そう思ってるんだ」
それに気づくと、ジワっとくるし、救われるような気持にもなりました。
・何の段差もないところで、つまずく(笑)
・「さみしくない大人なんていない」
・「大人は自分の時間が有限なことも、
今から大きな素晴らしいことが起きないことも知っている」
・「そもそも、大人になれてるんですかね」
・「腹減った…けどめんどくせ~」
そういった、共感度クライマックスの台詞に数々がきたうえで
ものすごい一撃がきました。
コロナ禍で、熱が出て床に臥せてるキョンキョン。
ふすま越しの中井貴一と話してます。
優しい、でも長倉和平と吉野千秋だからこそのやりとりのあと、
少し間があいて、
やや半泣きのキョンキョンが突然
「コワイよ~」
と正直な気持ちを吐露します。
いやあ、まさか、こんなシーンを、よく思いついて
よくドラマにしたなあ、と。
別にコロナ禍の時特有のことじゃないんですよね。
だから、2025年の今、その正直な気持ちを描いている。
それをコロナに重ねて、うまいなあ、と思いました。
そしてキョンキョンは言います。(実際には順不同)
「やっぱり考えちゃうよね~
私、この後どうなっちゃうんだろうって」
「(気の合う仲間と一緒にいたら)
何とか乗り越えられるんじゃないか」
この結びがいい。
「何とか乗り越えられるんじゃないか」
不安しかない。心配や不安や、悪くなることの展望しかない。むしろ恐怖。
それが正直な気持ち。ハッピーGOGOな気持ちになれるはずがない。
だから、最後の結びは
「何とか乗り越えられるんじゃないか」
めちゃリアル。
せめて「何とか乗り越えられるんじゃないか」と思いたい。
そして、きっと「続々最後から二番目の恋」は、そう思わせてくれると信じてます(笑)
そのほか、共感ポイントとして
・実家に戻ってきた石田ひかり。父親(あのおじいちゃんだったんですね!)の死に関して
母親に強い口調で応対してしまうあたり、めちゃリアル。
何故ゆり子じゃなくて、ひかりだったんだろう、とは思うけど、
ゆり子だと主役になっちゃうからかな。
・「なんでアタシはNetflixに誘われないんだろうね」
あたりは、見事にキョンキョンがMCを務めた「オフラインラブ」のオマージュ。
・大好きなキョンキョンや森口博子たち3人の会話もいつも通りで安心!
とにもかくにも、また皆と会えてよかった~!
7月まで、長倉家のみんなと一緒に
いろいろなリアルを感じつつも、前向きに生きていけそうです(^^)
それでは、木10から月9になっても
楽しくSparklingなひとときを!