はあい!

今回の「バチェロレッテ シーズン3」に本当に衝撃を受けたカイルです。

いくら「リアリティ」を追う「リアリティショー」とはいえ…

 

ということでここから

感想・ネタバレを含む、

「何が良くなかったのか」についての考察です。

 

優先順位ということではなく、3つ並べてみます。

視聴者含め、関係した多くの人に傷を残した今回のバチェロレッテ、

果たして何が良くなかったのでしょうか。

 

1)番組の予算カット&編集方針など制作スタッフの方針がよくなかった?

2)バチェロレッテ自身の力量不足?

3)男性陣のキャラ不足

 

の3つかと思います。

最後のEpi9(アフターファイナルローズ)を見て、

上記の中では、やっぱり(2)が最大の要因だったのかな、と

確信せざるをえなかったのですが、

では自分なりの考察をしてみたいと思います。

 

(1)予算が少なすぎた

予算が少なかったのかは事実かどうかはわかりませんが

下記の点から、予算が少なかったと推測します。

・全部がバリ島ロケだった(各出場者の地元を訪れなかった)

・素敵なデートがほとんどなく、ほぼホテル敷地内や周辺での撮影っぽかった

・男性陣は、シーズン1などはラスト5人になってからは個室だったが

 今回は最後まで同室のようだった

・制作全期間が短縮された(3か月→1か月という説あり)

 

予算カットのあおりで、憧れやロマンティックさ、ダイナミズムに欠け

見てても飽きてしまう面があったと思います。

これは出場者たちも気の毒だったと思います。

特に亜樹さんにとって。

 

(2)バチェロレッテの力量不足

なんだかんだで、

「誰も私のローズを受け取ってくれないんじゃないか?

誰も私のことを好きになっていないんじゃないか?

それは私が魅力不足だから?

もしファイナルローズを断られたら、番組としても成り立たないし

世界中に恥をさらしてしまう」

という不安がどんどん増していったと思います。

その不安の状態の中で、よく最後までやり切った、

そこは凄い!と賞賛です。

 

一方、最後のスタジオセッションでも露呈したように

誰とも話がかみ合わず、

ひたすら「私はそう思わない」「私はそう思う」が前面に出てしまって…

彼女にとって、結局は

「真実の愛を見つけること」「恋人になる人を見つけること」

という番組的な出場理由よりも

「アタシは自分のままでいたい」「アタシが凄いことを見せつけたい」

という本能が勝ってしまったのかな、と思いました。

 

本能に勝るものはありませんね(^^;)。

 

シーズン1の萌子と比べるのは酷ですが、

彼女は最後まで「私の旅のゴールは私が決める」と

力強く番組を引っ張っていったけど、

亜樹さんは「最後まで私が引っ張らないといけないのかな。

ぐっちだったら、任せられる、頼れる」的なことを言ってましたよね。

そうなる気持ちはわかりますが、やはりバチェロレッテとしての力量不足だったのかな、と思います。

(もちろん「誰からも好きになってもらえてないのかもしれない」という

不安があった点は萌子との大きな違いではありますが)

 

全体的に、バチェロレッテとしては

「私は普通?普通じゃない?」発言にも見られたように、

いろんな面で幼く、未熟な面が悪いほうに作用してしまったのだと思います。

もっと男性陣の魅力を引き出すような誘導も出来たんだろうなあ。

今後、しばらく大炎上で番組批判、亜樹批判が凄いことになると思います。

プレッシャーや辛さ、不安、大変さは気の毒に思いつつも

番組という観点で考えると、痛々しい結果になってしまったんだと思いました。

 

(3)男性陣のキャラ不足

今回の男性陣は、やはり基本「仲良く、品が良い」が多かった、

ということなんでしょうね。

番組を盛り上げたのが、青髪と、ヴィオラの飯野さんぐらい。

「好き」になれないのはリアルだとして

結局5人ぐらいが事実上のリタイア的な発言をしているあたりが、

もう…視聴者からすると「なんなんだ?」ってなります。

・長髪ジーンズ「俺を本気にさせてほしい」

・セバスチャン「妹みたい」

・梅ちゃん「友達(Epi9で説明してたけど、でもきっと本意だったんだと思う)」

・北森さん「そこまでの気持ちになれない(?)」

・くっしー「まだ好きとはいえない(みたいなこと)」

 

やはり、もっと「恋に発展する予感」を

バチェロレッテ、男性陣、スタッフで作り上げるべきだったんだろうなあ、と。

 

この3点が、それぞれ水準以下だったのが

相互作用して、あのシラケた雰囲気満載の

Epi9(アフターファイナルローズ)の黒歴史として

ピリオドが打たれてしまったんだと思いました。

 

この結果では、いつも通りスタジオセッションを2回放映は

出来ませんよね~。

最後、まっとうなことしか言わなかった櫛田さんも

番組的にはもっとリアクションが欲しかったと思いますが

もう、あれでよかったと思います。

櫛田さんがあの場面で頑張る必要ない。

そして、司会者も今田耕司を起用しないと、

番組がまとまらなかったわけだと思いました。

 

ああ、残念。

ただ、残念。

いろんな意味で残念。

出場者たちは気の毒だったけど、

番組制作のほうでもっとどうにかできたんじゃないかなあ、と思います。

 

次回作でぜひ挽回してほしいです。

なんとか予算を工面してほしい!

 

それでは、明日から気分を1000%切り替えて

Sparklingなひとときを!

↑この宇宙が好き、という設定も

演出面であまり生かされてませんでしたね