はあい!
トシちゃん、聖子以降のアイドルが好きなので
郷ひろみら70年代アイドルはそんなにピンとこないカイルです。
でも、81年のヒット曲郷ひろみの「お嫁サンバ」に対して
こんなコメントをしていて、興味を持ったのです…
デビューして10年。
本人曰く「衝撃の出会いだった」という「お嫁サンバ」。
作詞:三浦徳子(「青い珊瑚礁」「CAT'S EYE」「嵐の素顔」)
作曲:小杉保夫(「急いで初恋」「夏少女」「ByeByeSeptember」)
最初にメロディを聞いたときに「いいな」と気に入ったそうです。
そして、歌詞が上がってきてビックリ!
「1・2・3バ、2・2・3バ、お嫁、お嫁、お嫁サンバ」
…意味が分からない(笑)。
ということで、「これはないよ」と思った郷ひろみは、
プロデューサーの酒井政利さんに
「あのメロディにこの詞は違うんじゃないでしょうか?」と
抵抗したそうです。
しかし、酒井さん(「異邦人」「魅せられて」「いい日旅立ち」)に
『この歌を歌えるのは郷さんしかいないんですよ」と説得されて
結果、自身を代表するヒット曲に。
それにしても、三浦徳子さんって、あまりこういった変わった歌詞の詞を
書くイメージがなかったので、珍しいですね。
奇蹟の組み合わせだったのかも。
そして、その経験が生きたのが
「ゴールドフィンガー’99」だそうです。
リッキーマーティンのカバーで
「アーチーチ、アーチー」が印象的。
作詞の唐珍化(「渚のはいから人魚」「ヤマトナデシコ七変化」「悲しい色やね」)
から最初に上がってきた歌詞はもっと英語が多かったらしいですが
郷ひろみ本人の提案で「アーチーチ」でもっと攻めた歌詞になったそうです。
郷ひろみのセンスとマッチして大ヒットしました。
いやあ、もっとこういう曲が誕生した秘話をいろいろ知りたいですね。
80年代歌謡曲はプロデューサーやディレクター、作家がたくさんいたからこそ
ドラマがたくさん生まれてたんだな、と思いながらSparklingなひと時を!