はあい!
最近、人の真摯な姿勢にやたら涙もろくなったカイルです。
朝のTOKYO FMのサラオレインがMCを務める番組で、
森山良子の「サトウキビ畑」(ざわわ♪)が聞こえてきました。
森山良子は、サラオレインのことを
英語の先生(NHK「おとなの基礎英語」)だと思ってたらしい…
などのエピソードを挟みつつ、
サラがラジオ番組で「さとうきび畑」を流したいと
森山良子にLINEしたところ、曲にまつわるエピソードが
送られてきたそうです。
・「さとうきび畑」は作詞作曲の寺島尚彦が、デビューまもない
19~20歳だった森山良子に「歌って」と贈った曲
・当時、戦争も知らない私が、戦争の歌は歌えない・・・
となり以降30年間歌ってなかった
・それから30年。湾岸戦争で自衛隊派遣について世間で議論になっていたころ
森山の母親が「(軽いラブソングばかり歌っていた森山に)
あなたにはもっと歌うべき歌があるでしょ」と叱咤
・そして、森山は「さとうきび畑」と向かい合う。
深く考えず、悩まず、この詞とメロディをそのまま届ければいいんだ、と悟って
それから歌ようになった
・「ずいぶん時間がかかっちゃったわよね」
「でも、私にとっては、年月が経ていろいろ経験したからこそ
歌えるようになったのよ」
…なんか、深いい話ですね。
「さとうきび畑」を30年間封印していた、というエピソードは
既に稲垣吾郎の番組などでも披露されていたようですが、
今回はまた重みも感じるエピソードもわかり、
歌や社会に対する森山の真摯な姿勢が伺えたな、と思いました。
また、サラオレインもかなり真面目なのですが、
英語訛りの日本語アクセントで話すので、
真面目過ぎない、堅くなり過ぎないニュアンスになってていいな、
と思いました。
そういえば、今井美樹も、東日本大震災のあと
多くの人から「
PIECE OF MY WISH」を歌ってほしいとリクエストされ、
それが重くなってしばらく歌えなかった…
というエピソードを披露していました。
でも、数年前から解禁。
今は天国にいるソングライターの上田知華さんも
喜んでいるでしょう。
歌の力ってすごいな!と思いながら
Sparklingなひと時を!