はあい!
前評判が賛否両論あったので、
そこまで期待せずに「エターナルズ」を見てきたカイルです。
結果、「面白かった!」になります。
『アベンジャーズの後の世界』という触れ込みなので、
アベンジャーズにあるような、有名な俳優が出演して
派手な戦闘があり、みんなで力を合わせて
強大な敵をやっつける!…という爽快な大作を期待すると、
確かにそれは違います。
全体的には、重苦しい雰囲気が漂い、
クロエジャオ監督らしい美しい自然の風景がそれを盛り立てます。
よく、10人のエターナルズの登場もあり、
複雑な世界設定もあって、
脚本に盛り込みすぎ…という批評を聞きますが、
それはその通り。
でも、それを超えて、複雑なストーリーや
よくわからない顛末など含めて、面白かったです。
今年のアカデミー監督賞を取ったクロエジャオは
価値を下げなかったと思います。
また、今回は役者がアンジェリーナジョリーを除くと
みんな地味なのですが、
「ゲームオブスローンズ」ファンにとっては、
ロブスタークとジョンスノウの兄弟が再会できて、
拍手ものでした!(笑)
マーベルのアクションもので、主人公が
アジア系の女性というのも珍しいし、
アクションもので、ろうあ者が登場したり(「ウォーキングデッド」の彼女!)、
黒人ゲイ夫婦が登場したりと、
新しい試みがたくさん!
10人それぞれの戦闘能力があるので
楽しいです。
アンジェリーナジョリーが思ってたのとは違った活躍の仕方をしてたのも
新鮮でした。
白人、黒人、ラテン、アジア人(東洋からインドまで)と人種もセクシャリティも様々なのは
やりすぎな気もしますが、
ラストに、ワンダイレクションのハリースタイルズが登場するなど
遊び心もあるので、続作が楽しみです!
美しく迫力ある映像と音楽は
ぜひIMAXやドルビーシアターで見ることをお勧めします!
それでは、サノスの「指ぱっちん」の世界の後を
楽しみにしながらSparklingなひと時を!