はあい!
このブログでは、ほかの方の記事を紹介することは
ほとんどないのですが、
80年代アイドルについての各種ブログは
たくさんある中、
Youtubeで語っているものはあまりないのかな、
と思って、
久々に「まこーぬさん」のYoutubeを見たら、
ちょこっとリニューアルしていたようで、
内容もとても興味深かったので、
ちょっとご紹介したいと思います。
(前回の「処女的衝撃」の記事も
実はまこーぬさんのYoutubeを見てて
インスパイアされました(笑))
以下、ネタバレを少しずつしまーす。
中森明菜の88年のアルバム「Stock」に
収録されている「処女伝説」。
これまた、凄いタイトルですね。
作詞は岡安富美子さん(津田塾大卒)。
「スシ喰いねえ」「ロンリーチャップリン」
なども手掛けてて多才ですね。
作曲は、なんと原田真二!
原田真二って、松田聖子への楽曲提供のイメージが
強いけど、明菜にも書いてたんですね。
この曲の一節で出てくる歌詞が「最後のパン」。
ここだけ取り出すと唐突ですが、
聖書にたとえた演出の歌詞になっているそうで
それを歌いこなす明菜がまた凄い!(笑)
そして、衝撃的なデビューシングルとして有名な
中山美穂の「C」。
作詞:松本隆、作曲:筒美京平で、
ドラマ「夏・体験物語」の主題歌。
ドラマの内容に沿った過激な内容を
松本隆らしい、こじゃれた歌詞でまとめています。
解説はぜひYoutubeを見てみてください。
面白いです(^^)。
それにしてもまこーぬさん。
最新の第9回まで一通り見たのですが、
どうも所属するレーベルのオーナーに
なったそうです。
これまでは「その先は言わないわ」
…とはぐらかせていたのが
今作から「セックス」というキーワードを
番組中に登場させています。
つまり、これまでよりも大胆なアプローチが
可能になったようです。
そもそも「夜の営み」というテーマが大胆だし、
ある意味、
80年代アイドル曲の特徴の1つでもあるので
いつかは取り上げるテーマだったんでしょうね。
また、細かいところを見ると
衣装や動画の演出もこれまでの派手さが抑えられて、
より等身大のまこーぬさんが表現されている、
とも言えそうです。
そんなことを考えていると、
・これまでアイドルとしてレーベルの意向に沿っていたけど、
・自分でやりたいことがどんどん出てきて
・もっと自由に、もっと自分らしくテーマも表現も演出も自分でやってみたい!
そう、いうなれば
「アイドルからアーティスト」への変化を遂げたのが
この第9回だったのかもしれません。
なーんて、
80年代アイドルでよく見られたレビュー手法
(清純派だったのに、一気にオトナに転換…みたいな)
になぞらえてみました(^^)。
それでは、
もっと自由に、もっと自分らしく
Sparklingなひと時を!