はあい!

先週から今週にかけてユウウツなカイルです。

ナウBGMは「いつかどこかで」(桑田佳祐)。

 


豊洲にあるTBSの360度回転劇場「IHIステージアラウンド東京」で上演中の

「ウエストサイド物語」を観に行ってきました。

子供のころに映画を見て、衝撃を覚えた作品。

それから2回ほどTVで見たのかな。

今回は初の舞台です。

 

お目当ては「五重奏」。

これを舞台で見れてよかった。

武者震いしました。

そして感動的な「SOMEWHERE」。

この曲は、舞台では全然違うシーンでした。

トニーとマリアが逃げて、初めて一夜を共にする前のシーンで

真っ白な舞台に、たくさんのダンサーが登場して

バレエ風の踊りが披露されます。

ストーリーにのっかるというよりも、ちょっと幻想的なイメージ。

 

そして360度の劇場がどうなっているかというと…

舞台も客席も回転します。

舞台は、360度(?)で数セットがあるので、

それぞれ細かいところまで作り込まれています。

背景シーンが変わるたびに、舞台や客席が回転して、

そのセットが正面にくるイメージですね。

 

今回の作品が360度型劇場を生かしているかというとそれはよくわかりませんが

360度回転セットを想定した舞台というのが今後生まれてくると思うので

そこでは新しいアイディアが披露されるのかな、と思います。

 

でも、子供のころからあこがれていた「ウエストサイド物語」。

この機会に見ることができてよかったです。

よくも悪くも古典。

その古典の世界にどっぷり浸れる時間でした。

しかし、ベルナルドやマリアがプエルトリコから来たのは知ってましたが

トニーたちがポーランド系移民という設定は知りませんでした。

シェークスピアをモチーフにしながら、

移民でできた国アメリカを表すドラマでもあったんですね。

 

NYの夜の空に響き渡る「TONIGHT」を想いながら

Sparklingなひと時を!