はあい!

なんとか腰も落ち着き、明日は武道館のカイルです。

ナウBGMは「悲しみがとまらない」(杏里)。

 

COME INTO MY WORLD
2002.11.11
UK 8位(6.4万枚)
AU 4位(3.5万枚)
US 91位(5.6万枚)
USクラブ20位

アルバム「fever」からの4thシングル。
「熱く胸を焦がして」のキャシーデニスとロブデイビスコンビの
作品です。
…が、ものすごく地味。
正直、なんでこれをシングルに?と当時は思いました。
いや、今でもか…
でも、この曲のクオリティをグっとあげたのは
なんといってもPVのおかげでしょう。

映画監督のミシェルゴンドリー(「エターナルサンシャイン」)によるPVは、
カイリーがパリの街をグルグル回りながら増殖するという
ユニークなPV。
カイリーだけではなく、街の人たちもどんどん増えていきます。
このPVは、しばらくの間、日本のアート系の専門学校などでも
教材として使われたとか。
今の大画面ハイビジョンで見ると、
当時の加工技術の限界も見えますが、
2002年作品としては非常に評価された作品です。

またさすがに4枚目で地味な曲ではあるので
UKでのチャートやセールスは今一つでしたが
カイリー唯一のグラミー賞受賞曲となりました。
2004年にベストダンスレコーディング賞を受賞してます。

リミックスは、フロアライクという意味では今一つ…
Fischerspooner Remix
Astrax Mix
は、4~5分の短いミックス。
Robbie Rivera's Hard & Sexy Mix
がメインミックスになりますが、ダブで単調…
CDSには収録されてない
Joachim Garraud
によるリミックスも、オリジナルとほとんど変わらない印象で
なんじゃらほい、という感じです。
彼らはLOVE AT FIRST SIGHTも手掛けてましたね。

そうそう、この曲の人気をあげたのはPVもあるのですが
「fever tour」のオープニングで「カイリーロボット」として
登場したパフォーマンスもあるでしょうか。

地味だけど癖になる一曲です。

こちらがカイリーロボ!

それでは、COME INTO KYLE’S WORLDで

Sparklingなひと時を!