はあい!

喉に痛みを覚えたのを理由に

ジムをサボって、罪悪感のカイルです。

でも、本当にどんどん喉が痛くなってきてる…

ナウBGMは「ロマンス」(原田知世)。

 

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さて、ゴールデングローブ賞では

「ミュージカルコメディ部門」で作品賞にノミネート、

主演女優賞も獲得、助演女優賞には2人ノミネートしていた

「女王陛下のお気に入り」。

アカデミー賞でも作品賞、

監督賞(ヨルゴス・ランティモス。ギリシャ出身)

主演女優賞(オリビアコールマン)

助演女優賞(エマストーン、レイチェルワイズ)

脚本賞(デボラデイビス、トニーマクナマラ)

と主要部門をはじめ、最大のライバル「ROMA」と並んで

最多部門でノミネート。

 

コメディかと思いきや、コメディ要素はあまりなく

ドラマだと思いました。

「聖なる鹿殺し」や「ロブスター」の監督らしく、

独特の美学、解釈が細部にまでわたります。

普通のキャットファイト系の映画のつもりで見たら、ちょっと玄人すぎる作りに

ついていけないかもしれません。

どちらかというと「ベルばら」のポリニャック伯爵夫人やデュバリー伯爵夫人とかの

あのあたりの感じに似ています。

 

「ロブスター」でも組んだレイチェルワイズ、オリビアコールマンが

引き続き出演。エマストーンを含め3人とも凄い!

特にオリビアコールマンの演技が凄いそうです。

17世紀初頭、初めて4王国を統一してグレートブリテンを統治した

アン女王と、その友人サラ、女官のアビゲイル(このあたりは史実通り)の

3人の女性の物語。

エマストーンが、「ララランド」のイメージから脱却するように

大胆なチャレンジをしています。

「ナイロビの蜂」で助演女優賞を獲得して以来、

さほど印象に残っていないレイチェルワイズも、

鬼気迫る演技。

そして貴族役が似合いすぎるニコラスホルトの顔立ちの美しさ。

それと比較できるオリビアコールマンの「肥満の醜女」(絶妙な名訳!)ぶり!

 

決してわかりやすい映画ではないので

日本では評価は星3.4ぐらいかと思っていたのですが

星3.7~3.8は取れているので

圧倒的な美術や女優の演技、監督の演出が評価されたのでしょう。

 

決して万人受けする映画ではないし

もう一回観ようとも思いませんが、

とても映画的な映画だと思いました。

 

それでは、あと数時間で始まるアカデミー賞、どの作品が受賞するでしょうか。

改めてカイルの予想。

 

作品賞「ROMA」

監督賞「アルフォンソキュアロン」(ROMA)

主演男優賞「レミマレック」(ボヘミアンラプソディ)

主演女優賞「グレンクローズ」(天才作家の妻)

助演男優賞「マハーシャラアリ」(グリーンブック)

助演女優賞「レジーナキング」(ビールストリートの恋人たち)

脚本賞「女王陛下のお気に入り」

脚色賞「ブラッククランズマン」

外国語賞「ROMA」

アニメーション賞「スパイダーマン」

歌曲賞「シャロウ」(アリースター誕生)

衣装賞「女王陛下のお気に入り」

撮影賞「ROMA」

 

さあ13部門の予測、当たるでしょうか!?

※助演はエマストーンに本当はあげたい!

※主演もオリビアコールマンにあげたい!

 

それでは、予想が当たるかSparklingなひと時を!