はあい!

風邪でダウンすると「早く寝なきゃ」を合言葉に

いろいろなことをサボりがち。

今日からリズムを戻さねばと思うカイルです。

ナウBGMは、「ブームブーム」(ポールレカキス)。

 

風邪でダウンしてた時に、

2016年の米映画「20th century woman」を見ました。

主演はアネットベニング。

アカデミー賞に4回ノミネートするも、いまだ受賞ならずの名女優。

(ゴールデングローブ賞は2回受賞)

ウォーレンベイティの奥さんです。

 

ほかに、「フランシス・ハ」や「レディバード」のグレタカーヴィグ、

「スーパー8」「マレフィセント」のエル・ファニングらが出演。

監督・脚本は「人生はビギナーズ」でクリストファーパルマーに

アカデミー助演男優賞をもたらせたマイク・ミルズ。

この作品自体も、ゴールデングローブ賞の作品賞、主演女優賞にノミネートしたほか

アカデミー脚本賞にノミネート。

 

ということで、一定の評価を得ている映画です。

「人生はビギナーズ」を見たことがある方はわかると思いますが

今作も同じような感じ。

味わいのある少し変わった作風なのですが

言いたいことやストーリーが明朗ではないので、

やはり、映画通向けの小作品という感じですね。

 

少し変わった設定の母と息子をベースに

3人の女性の物語が展開されます。

味わい深く、いい映画だと思うのですが

やはり家で見る映画としては退屈してしまうので、

小さな映画館で世界観やテンポに共感しながら

見るとよいのでしょうね。

(実際には2回に分けて見てしまったので、

ますますそんな感じでした)

もう少しパンチが効いてたらよかったかな。

アネットベニングの別の代表作「キッズオールライト」は

レズビアンカップルと2人の子供という設定だったので

「この家族はどうなっちゃうんだろう」という軸がありましたが

今作はそこまでの軸がないので、

なかなか映画の持ち味や描きたいことを味わうのが難しかった。

とはいっても、監督の趣味嗜好が光る細かい演出は

面白かったです。

 

それでは、21世紀もSparklingなひと時を!