はあい!

どうしても年末年始は日本酒が増えるカイルです。

ナウBGMは、「JUDAS」(LADY GAGA)。

 

{7F128F53-676B-400B-8C78-85C8BE85CA15}

ゴールデングローブ賞のドラマ部門作品賞・主演男優賞は、

「ボヘミアンラプソディ」に持っていかれましたが

下馬評では、この「アリー スター誕生」が最有力候補でした。

主演:レディーガガ、ブラッドリークーパー

監督:ブラッドリークーパー

で、どれもが受賞に一番近いところにいたのですが…

 

でも日本の映画サイトの評価では星3.5でごくごく平凡な評価。

公開3週目で、映画館のホールもかなり小さなところで上映。

ポスターもいまだに「ボヘミアン」が飾られ、「アリー」は取り下げられているところも。

 

レディーガガの名前の由来は、クイーンの「ラディオガガ」であるわけですが

ゴールデングローブ賞でも、日本でも、本家に惨敗のガガ様です。

 

カイルもそこそこ期待してみてきたのですが、

期待には満たないな、という印象です。

主役の2人にストーリーを絞っていることや

落ちぶれていく中年男とスターになっていく若い女性の対比

アルコールやドラッグ依存症の描き方など

ブラッドリークーパーの演出や2人の演技は高く評価されているようですが、

いかんせん、

・ストーリーの前半は、まるでファンタジーのようなとんとん拍子

・中盤でもたつく

・ラストの展開は安易

・ガガの映画に見える

といったあたりでしょうか。

2回ほどウルっとくる場面はあるのですが。

 

この映画、ジュディガーランド(映画界ば舞台)やバーブラストライザンド(音楽界が舞台)

も主演してた映画で4回目のリメイク。リメイクものとしても、評価されているようですが

元のストーリーがある分、ラストの選択が今の世の中と合ってないように思いました。

ジュディガーランドが劇中でアカデミー賞と受賞するところが、

バーブラ版とレディーガガ版はグラミー新人賞を受賞するなど、今風にはなっているとか

ブラッドリーのラスト回りは、結末は一緒なので変えられないですよね。

その方法は3つの映画とも違ってたりとか…なのですが…

 

というあたりで、映画としてはよく出来上がっているのかもしれませんが

「ボヘミアン」のようなわかりやすい感動を求めると、

そこまでじゃないのだと思います。

 

それでは、ほかの有力作「グリーンブック」を楽しみにしながら

Sparklingなひと時を!