はあい!
今日の銀座博品館での、83年デビュー組アイドルのイベントに行って
本当によかったと思うカイルです。
ナウBGMは、松本明子「♂♀キッス」。
いやあ、83年組といえば
花の82年組(明菜、キョンキョン、ちえみ、優、伊代、秀美、シブがき隊、寛子…)の
翌年デビューで、全然売れなかったアイドル世代です。
今回はそんな83年組がデビュー35周年を記念してのイベントでした。
桑田靖子、大沢逸美、森尾由美、小林千絵、徳丸純子、木元ゆうこ、松本明子の7人。
奇跡的に再開して今回のイベント開催までこぎつけた「お神セブンの83年組」だそうです。
他に、岩井小百合、原真由美、辻沢恭子なんかもいたと思うのですが
もうつながりがないのかな。
この中で芸能人として知名度があるのは、松本明子と森尾由美ぐらいでしょうか。
なお、先の記述の7人ですが、オリコンチャートの上位順だそうです(一部記憶があいまいです)。
桑田靖子がなんとか50位。小林千絵がスレスレ100位以内、ほかの3人は100位にも
入らなかったそうです。
カイルも、徳丸純子は名前だけ、木元ゆうこにいたっては名前も知りませんでした。
イベントは、歌とトーク。トークが主役ですね。思いっきり、何度も笑いました(^^)。
印象に残ったトークを紹介します。
■森尾由美は別格?
大沢逸美が、デビュー30周年の5年前に出演したテレビ番組で
「同期に会いたい」と言ったところ、早速企画されて
大沢、桑田、松本、小林が番組で再会。
大沢が仲が良く親交のあった徳丸に電話したところ、
徳丸はちょうど木元と関西でそばを食べていたところで、
「同窓会しよう!」と盛り上がったそう。
ちょうど大沢は、ヒルナンデスの仕事が入って、
森尾も当日出演するということだったのだけど…
大沢は徳丸と「でも、森尾由美さんは、誘っても来ないよねえ…と話していたそう。
でも、当日、大沢は台本をちぎって(笑)、そこに自分の電話番号を書いて
サっと渡してサっと去ったそうで(笑)。
そしたら森尾がちゃんと大沢に電話して、それで今回の7人になったのだそう。
森尾由美はやはりずーっとテレビに出演し続けてますから、
ちょっと「私は違うわよ」なんて気持ちもあったのかもしれません。
でも、今はすっかり仲良しの7人だそうです。
■徳丸純子は桑田靖子に手を挙げなかった
「当時、この人についてこう思っていた」というコーナーで、
桑田靖子の順番のとき、皆はいはい!と手を挙げる中、
徳丸純子だけ手を挙げなかったのを、カイルは見逃しませんでした(笑)。
■イベントの第一歩は松本明子の悪戯電話?
5年前に再開をした7人。35周年のときは
何かやりたいね、と話すものの、どこの事務所も相手にしてくれなかったそう。
集まってはいつも違う話で花が咲いているうちに
あっという間に2017年に。
そんな時、松本が博品館に直接電話。
空いている日を聞いたら11月19日・20日だけ、ということで
松本がその場で仮押さえしたそうです。
誰にもまだ相談してないのに(笑)。
博品館側は、まさか松本明子本人だとは思ってなかったようです、
あとで本人だと知って「あの何度も電話してきた松本さんは、松本明子さんだったんですか?」
という…松本、ナイス予約!(^^)
■イベントは何回も空中分解しそうだった
森尾由美の、最初のほうや最後のコメントが印象的でした。
「今日本当に開催できると思えなかったから、本当にうれしい」
「この1年の間、このイベントは本当に何度も空中分解しそうになりました。
こんなに仲の良い7人ですが、喧嘩もしました。」
事務所が本格的に協力してくれない以上、
アイディアからスタッフ探し、とにかくいろんな試行錯誤と苦労があったでしょう。
今も芸能人の人、主婦の人、売れてた人、ほとんど活動してなかった人、
7人もいれば様々で、イベントへの姿勢や理解も異なって当然。
やはりそのあたりは、森尾由美の力が大きかったのかな、という気がします。
今も芸能人の森尾由美、大沢逸美がひっぱり、
バラエティ組の松本明子と小林千絵が盛り上げる。
そんな構造だったんだと思います。あくまで予想ですが。
空中分解せずに開催してくれて、本当にありがとう!
■徳丸純子は毒丸純子
今はシアトルに住んでいて、清楚なイメージ売りだった?らしい徳丸純子。
実は毒舌No1だったそう。
新人の頃のショーレースでも「えー、どうせアタシ(賞を)取れないならもう帰る~」
なんていっていたらしく。チラチラ見える綺麗なのに毒がある感じがとっても良かったです。
■松本明子30周年アルバム「句読点」
5年前、松本明子は30周年を記念してアルバムを出したい!と事務所と相談したところ
「ご自分でどうぞ」という返事(笑)。
そこで松本はなんとアルバムを自費制作。
デビュー曲「♂♀キッス」も手掛けた後藤次利に声をかけ
「句読点」という新曲+カバーのアルバムを制作。
この「句読点」が、最後に歌われた曲でした。
作詞は松本自身。
1番は松本が、2番は、7人で歌詞を変えて、桑田靖子がそれを成り立たせ、
全員で歌いました。
これがもう、感動。
とてもシンプルなメロディに、素直でストレートな歌詞。
松本自身の思いが、7人の思いが込められていて、
なんとカイル、涙が流れてしまいました。
今年のライブで1回も泣いてないのに…!
本当に何度も笑って、そして泣いて…
想像をはるかに超える、とても楽しいイベントでした。
イベントの詳しい内容はまた改めて書きたいと思います。
ああ、本当に行ってよかった。
それでは、元気をもらい、元気を与えて
Sparklingなひと時を!