はあい!
NHKで再放送が始まった「ダウントンアビー」が面白すぎるカイルです。
ナウBGMは、エンヤ「OLINOCO FLOW」。
英国はヨークシャーの貴族の館ダウントンアビーが舞台なのですが
華やかな貴族の世界、その館の従業員たちの世界が
1910年代を中心に描かれます。
ちょうど大戦や、貴族没落のころですね。
衣装やセット、セリフ回しも素敵ングなのですが
意外とドロドロしているんです。
エピソードごとのタイトルもいろいろで
「嫉妬の炎」だったりとか。素敵ングですよね(^^)。
主人公、伯爵家の長女メアリー(ここまで嫌な女感満載の主人公も珍しい)と次女イーディスは、なぜかものすごく仲が悪いんです。
二人の会話。
「うぬぼれるんじゃないわよ、イーディス」
「妬いてるの?」
「妬いてる?あんな老いぼれぐらい、すぐ落とせるわ」
「思い上がりもいいとこね」
「勝負する気?」
「いいわよ」
「なんで逃げるようにいっちゃったのかしら?」
「しらじらしい」
「マシューさんのほうがお熱だったのに、逆になってるのね。認めたらどうなの?」
「ええ、認めるわ。そんな服と帽子じゃ殿方の気は引けないって」
「なんでも自分のほうが偉いと思わないで!」
「はあ?」
「(いいこと、最後に笑うものが本当の勝者よ)」
母とメアリーの会話も
「イーディスに冷たくしないで。あの子には取り柄が少ないの」
「取り柄?あの子にはないわ」
もちろん、それを立ち聞きするイーディス・・・
凄い会話ですよね。
こんな会話をしてるのに、イーディスはブスだし、メアリーもそこまで美人じゃない…
というのがまたいいんです。
ドロドロな会話もあるのですが、ほのぼのするシーンもあったりで
一言では言い表せないですね。
ゴールデングローブ賞やエミー賞を受賞している
世界的に大ヒットした英国じゃないと作れない良質なドラマだと思います。
それでは、嫉妬の炎をメラメラさせて
Sparklingなひと時を!