はあい!
この土曜の森川美穂のライブが楽しみなカイルです。
森川美穂、先週のAmebaNewsでもインタビューが取り上げられてましたね。
さて、まあ、企画としてはよくあるタイプの
セルフカバー。
彼女は決して純アイドルではなかったのですが
10代や20代のころに歌っていた曲を
50歳手前になった今、
どう解釈して歌うのか。
昨年、早見優がリリースしたカバーミニアルバムは
今の若手DJを起用して大胆にリミックスする、というコンセプト。
今回の森川美穂の場合は、「ライブで気心のしれたバンドメンバーと録音したアルバム」
というコンセプト。
まだ全部をちゃんと聴けてませんが、
やっぱり
・10代の張りのある声
・当時の派手なアレンジ
・当時の勢い
と比較すると、
バンドサウンド=音数が少ない=楽器やアレンジの種類が少ない
ということになるので
やはり「うーん、地味?落ち着きすぎ?」という印象はぬぐえません。
でも、その一方で、青春まっさかりのころに聴いていた曲たちが
味わいを変えて、また装いを新たにした(シンプルに、力強く、ストレートに)とも言えます。
昔の元気のいい派手なアレンジ、はじけるようなボーカル。
イントロが流れる瞬間に、当時の思いが蘇るのが青春の昭和ソングのよういところ。
今、CDという形にして作品として聞く場合、別にそうじゃなくてもいいんだ、という気がしてきました。
今だから出せる味わい、シンガーと一緒に年を重ねてきたことはまがいもない事実。
その経てきた年月にさえ、思いが飛んでいきます。
あれから20年も30年も経ったな、その間、(その歌手にも)いろんな変遷があったし
自分もいろいろ変わってきたな。
そう感じるためには、当時だけに思いがバックする当時のアレンジ、声ではなく
やはり今のアレンジ、アプローチ、今の声が必要なのです。
そしてまた、若かったころの気持ちも少し思い出しながら
また前を向いていこうと思える・・・
それが、今回のセルフカバーの魅力なのかもしれません。
今日のライブも楽しみです。
それでは、いろんなことに笑ったり傷ついたりした青春の日々と、
今これからの人生を結び付けてSparklingなひと時を!