はあい!
この夏から、やたら女子プロレス熱が再燃してしまったカイルです。
おかげで毎日睡眠不足。
YOUTUBEにたくさん載ってるんですね。
一番好きなのはみなみ鈴香という地味だけどプロレスマスターみたいな選手なのですが
久々に見て面白かったのがこの試合。
ザ・全女黄金期というストーリー、組み立てで、
当時実際に見に行った記憶も蘇りながら観戦しました。
新人のころからトップ街道を走っていた豊田・山田がいつもメインの試合を張るのに対して
劣等生の三田・下田はいつも第一試合。
あまりにも差がついていたこの2組が、まさかタッグ戦線の頂点である
WWWAタッグをかけて戦うとは、誰もが想像できなかったことです。
三田・下田を応援していた自分にとっては、当然、リアルに観戦しなくては!
ベルトを取ることはできないだろうけど、せめて一本でも取ってくれれば、と思いながら
見守った試合です。
試合はスイングして激闘。
1本目は、王者組が余裕の展開。
豊田が下田をジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスで取ります。
そして挑戦者組の逆襲が始まります。
2本目はついに三田のデスバレーボム2連発で、豊田から勝利!
三田下田が豊田からフォールを取るのは初めてかもしれないし
その瞬間会場が興奮で大爆発したのを今でも覚えてます。
3本目開始早々、場外乱闘で三田がデスバレーのダメージが残る豊田に対して
場外でパイルドライバー1発。そしてマットのないコンクリートの床で2発目!
当時会場で見ていて「あちゃー、そんなことまでやっちゃだめだよ!」と
身震いしたのを覚えてます。
結局、豊田が再びジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスの合体技で
三田をフォール。
試合後の勝利者インタビューで、ダメージの多さに座り込む豊田。マイクを向けられると
「記憶がない…」「なんで記憶がないの?」
とだけ。
いやあ、ものすごくデンジャラスでギリギリの試合だったのでしょう。
あれだけ頭を打ってたら(コンクリートに真っ逆さまに頭をたたきつけられたら
記憶も飛んじゃいそう。
改めて、当時の全女は過激で一線を越えかかってたのだな、と思います。
まあともかく、あの落ちこぼれの三田下田が、山田豊田に一矢報いた
記念に残る62年組の同期対決でした。
それでは、あきらめずに頑張り続ければ、きっと道は開けると思えた
青春時代(^^)にSparklingなきらめきを!