はあい!

あまりにも大ヒット曲なので、決してお気に入りではないけど

やっぱりとてもいい曲だなあ、としみじみ思うカイルです。

 

キョンキョンデビュー10年目にして初のミリオン、そして最大のヒットとなった

「あなたに会えてよかった」。

作詞はキョンキョン、作曲・編曲は小林武史。

 

小林武史は、若いころは杏里のバックバンドメンバーで

「思い切りアメリカン」や「SURF CITY」などの名曲を作曲してました。

 

そして、80年代後半はサザンオールスターズや桑田佳祐のソロプロジェクトの

アレンジなどを手掛けてます。この曲がリリースされるのはミスチルがブレイクする前、

まだメジャーな存在ではありませんでした。

サザンもキョンキョンもビクターなので、そのつながりで繋がりがあったようです。

 

「三宿のバーで飲んでたら、べろべろに酔っぱらった小林武史が現れて

キョンキョンは俺に曲を作らせなくちゃだめだ、といったんです」(キョン2)。

 

ということで、作曲を依頼。

小林武史には、主題歌であるドラマ「パパとなっちゃん」の台本も渡されたそうですが

ドラマの内容よりも80年代から90年代につながるハイブリッドなポップスを作ろうと思い

かなり摩訶不思議な構成の曲として作ったそうです。

(普遍的でエバーグリーンなポップスに聴こえるんですけどね)

 

なお「思い出が星になる~」というDメロは、最初は入ってなかったけど

ディレクターさんからの指示で後から追加されたそうです。

そうやって曲が出来上がっていくんですね。

 

そんな摩訶不思議なハイブリッドなメロディに、キョンキョンがのっけてきた歌詞は

ものすごくシンプルな歌詞。

小林曰く「クレヨンで書いたような歌詞」。

ハイブリッドな摩訶不思議なメロディに、こんなに素直でシンプルな歌詞が合うのか、と

最初は首をかしげたそう。でも、結果は大正解。

今でもカラオケで最も歌われるキョンキョンの曲になったのではないでしょうか。

 

当時、聖子も明菜もほかの80年組~84年組がそろって第一線のセールスから退いていたので、キョンキョンが名実ともにトップのアイドルに君臨!

ただ、キョンキョンは今でも人気があるこの曲に、一つだけ心配があるそうです。

「結婚式でこの曲が流れたりすることがあるらしくって。この曲って別れの曲なのにね。」

 

そう、この曲は、別れを歌った曲なのです。

(コイズミクロニクルより)

 

キョンキョンのシングルヒストリー作家リストはこちら!

https://ameblo.jp/kyle100degrees/entry-12203076727.html

 

それでは、サヨナラさえ上手に言えなかったけどSparklingなひと時を!