はあい!まさかこんなに涙が出てくるとは思わなかったカイルです。

映画「ヴィンセントが教えてくれたこと」は、

不良おじいちゃんと、隣に越してきた離婚後のママと、そのちびっ子の交流物語で

もうその時点でストーリーが予想されて、その通りに進んでいく映画なのですが

オーソドックスに上手にできていて、

まさかラストの山場のスピーチシーンでこんなに泣いちゃうとは思いませんでした。

悲しい涙じゃなくて、「いやあ、いいね」という温かい感動系の涙。

 

基本、悪い人はほとんど出てこない2015年公開の作品。安心して見れます。

派手なシーンはなく、地味な作品なのですが、ほんわかあったかい。

ゴールデングローブ賞では、作品賞と主演男優賞にノミネート。

 

不良のおじいちゃんヴィンセント…ビルマーレイ(「ゴーストバスターズ」)

CT検査師のシングルママ…メリッサマッカーシー(おデブのママ役がぴったり!)

ヴィンセントの売春婦 …ナオミワッツ(「ダイアナ」)

高利貸しや…テレンスハワード(「エンパイア」)

 

ビルマーレイは「ロストイントランスレーション」でゴールデングローブ賞の主演男優賞を受賞。

メリッサマッカーシーは「ブライズメイズ」でアカデミーの助演女優賞ノミネート。

ナオミワッツは「21グラム」「インポッシブル」でアカデミー主演女優賞ノミネート。

テレンスハワードは「クラッシュ」でナショナルボードレビュー賞でブレイクスルー賞受賞。

…とそれなりの有名俳優も出演。

 

引っ越してきた、小柄でいじめられっ子の男の子は、ママが忙しいため、なりゆきで

ビンセントに時々シッターを。

喧嘩の仕方を教えたり、競馬場やバーに連れてったり。

当然、それを知ったママは、もうシッターをさせないと大喧嘩。

そんな中、脳卒中で倒れるヴィンセント。

リハビリを手伝う中、アルツハイマーだったヴィンセントの妻が死去。

一方、学校の課題で「自分の周りにいる聖人」についてのレポートを発表する宿題が出た

少年は、ヴィンセントをテーマに課題を書き始める…

 

ハイライトは、少年の発表会。

お約束の展開なのに、涙が出てくるのは、涙腺直撃系のほんわかあったかい安心できる展開だったからでしょう(^^)。

 

いやあ、しかし泣くとは思ってなかったので、

思わずいい映画に当たってよかったです。

 

それでは、定番の安心感は大切だなと思いながら定番Sparklingなひと時を!