はあい!先週末に見たムーンライトの余韻がもうあまりないカイルですが(笑)、
もう一度振り返ってみたいと思います。
これが映画のポスターの意味なのですが
この映画、シャロンという一人の黒人の幼少期、少年期、青年期を追う映画です。
そしてこのポスター、よく見ると3人の顔を合わせてるんですよね。
左が幼少期、中央が少年期、右側が青年期。
もちろん3人は年齢も違う別人なのに、一瞬1人の顔見えちゃいます。
うまい作りだなあ。
こちらの映画で助演男優賞を受賞したマハーシャラ・アリ、演技が絶賛されていました。
「ベンジャミンバトン」なんかにも出演してたらしいです。
この映画ではトータル24分しか出演してないのに、助演男優賞受賞!
映画を見てても「え、もうでなくなっちゃうのに、助演男優賞を獲ったの!?」とびっくりだったけど(笑)。史上最短の出演時間での受賞だそうです。
いやあ、マハーシャラはたしかによかったけど、シャロンの少年期を演じた役者もよかったぞ。
そして、それ以上にインパクトがあったのが、ナオミ・ハリス。
パイレーツオブカリビアンや、「007」のスカイフォールやスペクターに出演している英国女優。
VISAの関係で、米国滞在はわずか3日間だけで、撮影をこなしたそう。
リハーサルナシの一発撮りが多かったらしく、いやあ、ナオミハリスも
共演者たちもたいしたもんです!
また、3人のシャロンを演じた役者さんたちは、それぞれ会うことはなく撮影したそう。
ウォン・カーウァイ監督に影響を受けたという、色彩が印象的な映像を作り出した
バリージェンキンス監督は、まさかの2作目でこの作品。
「ララランド」のデミアンチャゼルも2作目だから、確実に若い世代に時代が動きつつありますね。二人ともまだ30代!
ちなみに「ムーンライト」は、月光のもとでは、黒人の少年は青く輝く…
というセリフからきているそう。
日本ではヒットしない映画でしょうけども、
「凝って作る」
という点で、とても「凝ってた」と思います。
ムーンライト自体の感想はこちらを!
http://ameblo.jp/kyle100degrees/entry-12261732112.html
それでは、ムーンライトに照らされてSparklingなひと時を!