「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」その94〜5月14日編④ブルーオーシャンドーム 前編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算11回目となった5月14日(水)の訪問記をお送りしています。



さて、大屋根リング左下の「EXPO WASSE」で行われていた「韓国観光フェスタ」をたっぷり楽しんで来たというところ。


気がつけば、2時間近くは滞在していたでしょうか。あちこちのブースで話しを伺ったりしていましたので。いい情報収集も出来ました。


この後は、入場後の当日予約が取れていた「ブルーオーシャンドーム(15:00〜)」へと向かうことにします。もう3時前でした。




WASSEからは2、3分のところに「ブルーオーシャンドーム」はありました。入り口の真上に、ガンダムの高く上げた腕が見えます。

白亜のドームが3つ連なる、美しい建物です。公式サイトより。


宇宙も、地球も、生命も、
果てしない生の連鎖を生み出す海洋も。
私たちが生きるこの星は、
最先端の科学をもってしても
いまだ解明されていない神秘で溢れている。

BLUE OCEAN DOMEは、
水の惑星、地球と対話するパビリオン。
知っているはずの水を、
まるで生まれて初めてみる物質のように
新鮮に感じ直す、
超はっ水のインスタレーション。

地球上の約97%の水が織りなす
海という生命体の知られざる様相と、
プラスチック汚染の実態を描く、
巨大球体シアター。
驚異のリアリティで地球と対峙したあとに
見えてくるのは、どんな未来か。


BLUE OCEAN DOMEのテーマは「海の蘇生」です。漁礁の減少、海水温の上昇、気候変動よる大災害、そしてプラスチック汚染など、海洋はまさに危機に瀕しています。そんな水の惑星が直面している問題を克明に描き出すと同時に、地球、宇宙、生命、環境といった大きな概念からこれらの関係を捉え直し、環境モラルの覚醒を劇的に呼び起こしていきます。



予約列に並び、ほどなく入場出来ました。

名称通り、海に関する展示内容のパビリオンですが、最初のドーム内部は幾何学的な骨組みが美しいものです。



最初の展示は、さらさらと流れる水が生み出すアート作品。思わず、その行方を必死に追ってしまいます。



ここがスタート地点なんですね。



超はっ水・巨大立体アートピースで、水という物質を見つめ直す。
パビリオンを訪れる人々を出迎えるのは、巨大、緻密、清冽な「水」のスペクタクル。

超はっ水塗料をほどこした真っ白な盤面を、ころころ、さらさら、にょろにょろと水がかたちを変えながら駆けめぐっていく。
それは、地球を躍動させる水の循環。

海から蒸発し、雨となって山に降り、川を流れ、湖や池をつくりながら海へと戻る水の一生を眺め、心を清める“みそぎ”の体験を。



「行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず…世の中にある人とすみかと、又かくのごとし(さらさらと流れゆく川の水は、絶えることがない。新しい水と、常に入れ替わっている。まさに人の一生も同じではないか)」という「方丈記(ほうじょうき。鎌倉時代に鴨長明が記した随筆)」の一節を思い出しました。


これにははかなさのようなものを感じたのですが、水の流れというものは、一期一会のようなのかも知れません。会場から、大阪湾を望む。

次回に続きます。
今日はこんなところです。