「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」その74〜5月9日編⑤ルーマニアパビリオン訪問 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日曜日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。9回目となった5月9日(土曜日)の訪問記をお送りしています。




さて、この日最初のシグネチャーパビリオン「EARTH MART」を観覧して来ました。食の大切さがためになったと思えたのは、考えることの出来た時間。さっそく勉強になりました。

外へ出ますと、ついに雨がぽつぽつとやって来ました。予報通りですから仕方ありません。


それでは、先へ進むことにします。

「EARTH MART」のある紫の「シグネチャーゾーン(Xゾーン)」の西側は、すぐにオレンジの「セービングゾーン(Sゾーン)」。こちらに入ります。万博公式サイトより。


しばらく進みますと開幕初日の4月13日のみオープンし、内装工事に関わる下請けの問題で、閉館してしまったのが「アンゴラパビリオン」。



そのアンゴラから、夜に事前予約が取れているイギリスを通り過ぎると「ルーマニアパビリオン」がありました。目抜き通りの角位置ですので、重厚なデザインがより目立ちます。

引き続いて、こちらに入場することにします。


ところで、ルーマニアは東欧にあるお国です。首都はブカレスト、我が国からはなかなか遠いところにあるというのが率直なところです。



しかしながら、ルーマニアというと、このヨシフ・イヴァノヴィチ(1845-1902)という人物を思い出しました。

ワルツ、行進曲、民謡など多数を作曲したという、お国を代表する音楽家です。出典①。


イヴァノヴィチが手がけた楽曲の中でも最も有名なのは、ワルツ「ドナウ川のさざなみ(1880年)」でしょうか。どことなく哀愁を帯びた曲調は、日本でも有名なクラシック曲です。


ドナウ川はヨーロッパを代表する国際河川で、ルーマニアはその流域が最大といいます。



この楽曲というと「近鉄名古屋駅(名古屋市中村区)」で、大阪方面の特急列車(アーバンライナー)の発車メロディとして、半世紀以上にわたり使用されているもの(正確には「ウェストミンスターの鐘+ドナウ川のさざなみ」)です。


いち鉄オタとしましては「ルーマニア」というと、これがパッと思い浮かびました。現在は、3代目に当たります。2017(平成29)年8月12日、近鉄名古屋にて。ブログ主撮影。



名古屋に赴いて、近鉄特急で帰阪しようという時には、必ず耳にするメロディです。先ほども触れましたが、そこはかとなく寂しげで哀愁のあるこの曲を聴くと、ああ、もう帰る時が来たんやなあと、胸に響くものがあるのでした。

近鉄特急に無理くり引っ張る余談でした(汗)



雨の中、列に並んでいますとその「ドナウ川のさざなみ」(の発車メロディ!)が頭の中をぐるぐる回ります。しかし、どこでどう連想してるんやろ、と自問自答してしまった次第です。



30分ほど並んで入場。ホールでの映像観覧がメインのようです。


大スクリーン前の階段に、順に誘導されます。



まずは、お国の紹介をする映像展示から。
輩出された著名人の方々の紹介もありました。


10分ほどの映像展示が終わりますと、おもむろに舞台の袖から、楽器を手にした方々が姿を現すではないですか。



おお〜これは予想していませんでした。オーケストラのアンサンブルが聴けるとは。



お隣の「ポーランドパビリオン」では、一日数回にわたりショパンコンサートが入場とは別枠で行われていて、なかなか予約が取れないそうですが。これはうれしかったですね。


演奏が終わりますと、ホールのいちばん上にさらに誘導。おっ、なにかされていますね。



独特な絵画。白い馬が印象的です。


そして、正面に面した空間にはたくさんのオブジェ作品が並べられています。




なかなか精巧なつくりですね。お国の教会を模したものでしょうか。


祈りを捧げる女性像も、優しさを感じるもの。





女性お二人が座って居られていたのはワークショップとのこと。なにが出来るのでしょうか。


オブジェをもう少し観ていたかったのですが、次の待ちがあるようで、雰囲気で退出したのでした。


次回に続きます。
今日はこんなところです。

(出典①「フリー百科事典Wikipedia#ヨシフ・イヴァノヴィチ」)